実はテレビアニメが苦手だ。「ひとつの物語を細切れで長期間にわたって楽しむ」というスタイルが得意ではない。 ドラえもんのように毎週ひとつのエピソードで落ちがつき全体としての終わりがないタイプならいい。困るのは続き物の作品だ。 たいていのテレビアニメは毎週30分のエピソードを半年26話に渡って積み重ねていく。記憶力がないので2ヶ月以上前のエピソードでどんなことが起きていたかというようなことはまず憶えていない。ひどいときになると主役以外のキャラの名前すら覚えていなかったりする。なので、終盤にかけて盛り上がってきていても何がどうなってるんだかよくわからずおいてけぼりをくらうことになる。 すぐれた作品だとそれでも最後にそれなりに感動してしまったりもするのだが、やはり釈然としない感じがある。 この問題を悪化させるのが週あたりのアニメ作品数が数十もあることだ。 グレンラガンと電脳コイル以外は見