土砂崩れによる脱線で平成22年から運休が続いているJR岩泉線(岩泉-茂市、全長38・4キロ)について、沿線の宮古市と岩泉町が、JR東日本の廃線要請を受け入れる方針を固めたことが6日、分かった。自治体側は鉄路の存続を求めていたが、JR東はバスによる代替輸送の方針を提案していた。最終的な廃線の決定については、協議を経て今月中旬にも正式発表される見込み。 JR東は、安全運行を確保するのに約130億円と多額の費用が必要なことや、運休以前から乗客数が少なかったことを廃線の理由に挙げている。廃線後の鉄道施設と用地は、宮古市と岩泉町に無償譲渡する方針だ。 脱線事故は22年7月に発生。JR東は全線運休以降、バスによる代替輸送を続けている。 廃線後は、線路敷地のうち押角トンネル(約3キロ)を道路に改良。国道340号として整備し、バスの代替輸送を行う。ただ、トンネルの幅は4メートルと狭く、拡幅や道路の取り付け
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