ブックマーク / kmizu.hatenablog.com (9)

  • 「謝ったら死ぬ病」と人は言うけれど - kmizuの日記

    ずっと前から、特にネットの世界で炎上事件が起こるたびに言われる言葉に「謝ったら死ぬ病」というものがあります。この言葉が趣味悪すぎるなら、「早く誤りを認めて謝罪した方が傷が浅いのに」とか「なんでこの人は謝れないんだろう」とか色々バリエーションがあるのでそれでも構わないです。 この言葉、「自分の誤りを認められない頑固な人がいるよね」といういわば他人事として語られることが多いのですが、果たしてそうだろうかというのがずっと思っていることです。これまでネット上でもリアルでも、ですが、色々な論戦や喧嘩や炎上事案を見てきましたが、そのような人は自分を含めてほとんどいないというのが正直な実感です。より正確には、そういう人も傍観者でいる間は冷静に聴衆の反応とかを見て「謝った方が得策だ」とか「傷が浅いうちに訂正した方がまだマシである」という判断ができるものですが、自分が当事者になったときに速やかに自分のミスを

    「謝ったら死ぬ病」と人は言うけれど - kmizuの日記
    tick2tack
    tick2tack 2024/01/06
    誰しも自分の誤りを認めるのが難しいよと。対策として ・定性時の心理コストを高めない物言いを普段からする ・速やかに頭を下げる訓練をする / 謝れない人を揶揄しないほうがとも
  • 「世の中に一言言ってやりたい」病 - kmizuの日記

    おはようございます。これまでの自分を振り返って、あるいはネット言説を見て、ふと思ったのですよ。なんか、ネットに流れる記事に即レスで「一言言ってやりたい」人が多すぎませんか?と。これは思いっきり私自身を刺す言葉でもあります。たぶんTwitterや雑誌記事のコメント欄をはじめとして短文で気軽に意見を言えるようになった副作用だと思うのですが、以前のブログ主流(あるいはWeb日記主流)時代だと、思考をきちんとまとめる必要があるので「世の中に一言言う」にももうちょっと考えをまとめるのが普通だったと思うのです(これは過去を美化しているかも)。 政治に対して、Twitter上に飛び交う言説に対して、その他色々についてひとこと言いたい。あるいは、愚かしい(と主観的に判断した)言説にため息をつきたくなる気持ちも、行政の不甲斐ない対応に憤る気持ちも、腐ったシステムへの苦情も。今の自分にもそういう気持ちがあるか

    「世の中に一言言ってやりたい」病 - kmizuの日記
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    tick2tack 2024/01/06
    はてブ民はすべてこの病。/ 補足エントリの方に中毒になるという話がされてる。たしかに中毒だ。
  • 「マウンティング」という言葉って使わない方がいい気がする - kmizuの日記

    ブログやSNSなどの媒体で「マウンティング」という言葉がカジュアルに使われるようになって、何年くらい経ったでしょうか。皆さんご存じのように(?)霊長類が行う行動としての「マウンティング」という用語はそれ以前からずっとあったわけですが、インターネットでこの言葉が盛んに使われるようになったのはここ10年くらいのことです(あるいはここ5年くらい?)。ともあれ、ネット用語としての「マウンティング」が使われ出したのが何年前かは興味がないのですが、この言葉は無駄に揉め事を増やすだけであんまりイイことがない。当にいい事がない。この言葉がはやり出した頃に何度かつぶやいた記憶があるのですが。 マウンティングというのはまず第一に「事実」に関する言葉ではなく「相手に対して自分の優位性を、特に公衆の面前で示そうとする」という「意図」を表す言葉として使われていることがポイントです。たぶん、なーんか皆が感じていたモ

    「マウンティング」という言葉って使わない方がいい気がする - kmizuの日記
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    tick2tack 2024/01/06
    マウンティングという言葉は使わないほうが良いという意見。なんか知識をもってマウントするパターンだけ想定してるように見える。/ マウンティング指摘もマウンティングになりうるんだよな
  • Qiita記事「エンジニアの"有害な振る舞い"への対処法」への強烈な違和感 - kmizuの日記

    最近、Qiitaで話題になってそこそこバズった(?)記事に、 qiita.com がありました。これ、最初は一読して凄いまともなことばかり書いているように見えましたが、一方で何か妙な違和感がありました。それは、私がいくつかの振る舞いについて思い当たりがあるせいではないか?と考えてみましたが、反省するところがあるなと思いつつも、何かが変だと感じていました。今朝、違和感の理由がわかった気がするので、書いておきたいと思います。 一番大きな問題は、「有害な振る舞い」といいながら、客観的に観察できる行為ではなく、主観的に行為の意図を勘繰っていることです。 そもそも、著者様は 私個人の経験に基づくため定性的かつ主観的な意見にはなりますが、メガベンチャーにて8年間様々なチームメンバと開発業務に携わりながらスクラム開発の各役割を1年ずつ、それからミドルマネージャーを2年経験し、さ> らに周辺チームや他部署

    Qiita記事「エンジニアの"有害な振る舞い"への対処法」への強烈な違和感 - kmizuの日記
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    tick2tack 2024/01/06
    “「有害な振る舞い」といいながら、客観的に観察できる行為ではなく、主観的に行為の意図を勘繰っている”
  • ネット小説を書き始めて三年以上経って気づいたこと:鯛粗は重要 - kmizuの日記

    元々、幼少期から私は全くもって特に小説家あるいはクリエイター志望ではありませんでした(一貫してたのは学究路線の方)。その一方で、年齢を重ねるに連れて、色々な娯楽を読み耽るほどに「なんでこの終わり方なんだよ!」とか「ここでこのキャラを退場させなくていいだろ」とか「せっかく仲良し方向の路線だと思ってたのに、どうしてギスギスに……」という思いが募っていく一方でした。 そんなとき、ふと、ネット小説家界隈で言われたことの一つを思い出したのでした。要旨だけを抜きだすと「じゃあその君のモチベーションを軸にして実際に、自分が納得の行く物語を作ってみなよ。もしそれが読者の心に響いたのならきっと読まれるよ」というものです。 そういう言葉を聞いてやってみるか、やってみないかは当然個人の自由ですけけども、私自身はネット小説「論評」界隈の「読んだことも、書いたこともなく」、どうせなろうってこうでしょうっと論評する一

    ネット小説を書き始めて三年以上経って気づいたこと:鯛粗は重要 - kmizuの日記
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    tick2tack 2024/01/06
    web小説書いてたのか。タイトルはやっぱり長く内容を表してないと読まれないのね。web小説周りの話を聞くとやはり編集者居たほうが分野全体としては好ましいなと思ってしまう
  • 私なりのオブジェクト指向プログラミングの定義 - kmizuの日記

    きしださんの以下のツイート オブジェクト指向はこの20年だれも再定義せずみんな自分の思うオブジェクト指向を暗黙に仮定して適当に話してるだけなので、技術的な共通認識のもとの議論はほとんどできないんですよ。という話を「オブジェクト指向をきちんと使いたいあなたへ」の記事に書いたのだけど、そろそろ公開するか— きしだൠ(K8S(Kishidades)) (@kis) July 29, 2019 を読んで、そういえば、私が思うオブジェクト指向の定義、についてツイッター以外ではあまり語ったことがなかったなと思い返し、ちょっと記事にしてみることにしました。まず、結論からいうと、私はオブジェクト指向プログラミングとは サブタイピングを活用したプログラミング手法の総称 と考えています。ここで、クラス継承とかインタフェース継承とかダックタイピングとかではなく、単にサブタイピングであるのがポイントです。なお、型

    私なりのオブジェクト指向プログラミングの定義 - kmizuの日記
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    tick2tack 2021/12/02
    “私はオブジェクト指向プログラミングとは サブタイピングを活用したプログラミング手法の総称 と考えています” 各プログラム言語の最大公約数として
  • ScalaMatsuri 1日目の雑感 - kmizuの日記

    ScalaMatsuri Training Dayは、別チケットであることからもわかるように、ScalaMatsuriとは若干独立していました。というわけで、この日から番でした。この日、私が一番楽しみにしていたのはMartin Thompsonさん(Javaで高パフォーマンスのメッセージングライブラリLMAX Disruptorの作者でもある)の発表でした。彼はScalaにはあまり縁がない人物ではありますが、Javaでカリカリに性能をチューニングをする専門家であり、そのノウハウの一端でも聞ければという思いでした。 「関数型プログラミングによるパフォーマンス」 寝坊したので間に合わないかと思いましたが、タクシーに乗って、なんとかMartinさんの発表には間に合うことができました。しょっぱなからHaswellのアーキテクチャ図を示して、低レベルな部分での動きを把握することの重要さを語っていた

    ScalaMatsuri 1日目の雑感 - kmizuの日記
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    tick2tack 2018/09/22
    “型システムの表現力と型推論の強力さは一般的にトレードオフの関係にあるものであり、両立させるのが難しい” へー
  • Re: Go にジェネリクスがなくても構わない人たちに対する批判について - kmizuの日記

    先日自分がGoについてつぶやいたものが、id:methaneさんに捕捉されていて、それに対する反論記事 methane.hatenablog.jp があがっていたので、それに対する所感を書いてみました。(2017/09/22 追記):cocoatomoさんから指摘があったのですが、引用元は全て id:methane さんの、上記ブログエントリの文章です。雑多な感想に関して反応しているものではないです。 前置き Goや言語批判に関するスタンスを誤解されると嬉しくないので、最初に書いておきます。 Goの言語仕様はあまり好きではないけど、Goユーザーを見下したり、馬鹿だとかそういう風には思っていない 言語仕様批判とユーザー批判は別の話ですが、しばしばいっしょくたにされて、糞言語Xを使うユーザは糞だ、みたいな主張がされることがあるので、 そういう意図はないという表明です。 Goユーザーの中で、ジェ

    Re: Go にジェネリクスがなくても構わない人たちに対する批判について - kmizuの日記
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    tick2tack 2017/09/22
  • Scalaに関する誤解と事実を語る - kmizuの日記

    TL;DR 世間のScalaに関するイメージは、昔のままであることが多い 昔のままどころか、最初から間違ったイメージを持たれていることも多い 実際には、既に解決されている問題は多々あるし、改善に向かっていることも多い プロジェクト管理の問題を言語に押し付けているケースもある はじめに 自分が最初にScalaに触れたのが2005年(Scala 1からカウントした場合)、あるいは2007年(Scala 2以降からカウントした場合)と、Scalaとの付き合いも結構長くなってきましたが、その間に Typesafe社(現Lightbend社)の設立 実質標準ビルドツールとしてのsbtの確立 ライブラリのバイナリ後方互換性に関するポリシーの策定 公式ScalaイベントScala Daysのはじまり Play 2 Frameworkの登場 Scala Center発足 その他色々 がありました。この間、

    Scalaに関する誤解と事実を語る - kmizuの日記
    tick2tack
    tick2tack 2017/05/06
    Scalaの問題はコンパイル速度とIDEが重くなりやすいこと!/ :/,/: とか :+,+: のルール好きなんだが最近は非推奨なのね。
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