前回のエントリは、実はこの本のレビューを書くための準備なのでした。 というわけで、某大院某ゼミの先輩である鈴木謙介の新刊をレビューしてみることにしよう。 まず、本書のタイトルにもなっている「カーニヴァル化」および「カーニヴァル」という語についてだが、これは主に2ちゃんねるに顕著に見られるような、現実的な「ネタ」を題材にした主にネット上での集合的盛り上がりのことを指しているようだ。それ以外の事例として2002年ワールドカップなども視野には収められてはいるものの、基本的に筆者の関心は2ちゃんねるを中心としたネット上での盛り上がりや、あるいは2ちゃんねる発祥のオフイベントへと向けられている。 ところで、かつて鈴木謙介は、これらの「社会現象」を説明するにあたって「集合行動」という用語を用いていた*1。そして、そこでの鈴木謙介によるまとめによれば、「集合行動」とは下記のように類型化される。 集合行動
1938年10月30日、ハロウィンの前日、日曜日の午後8時に問題のラジオ番組は始まった。 「CBSネットワークが今夜、みなさまにお送りするのは、オーソン・ウェルズとマーキュリー劇場によるラジオドラマ、H・G・ウェルズの《宇宙戦争》です」。 こんな平凡なイントロダクションのラジオ番組に全米が震撼するとは、いったい誰が予想できただろうか?。否。たった一人だけ予想していた人物がいる。この騒動の仕掛人、オーソン・ウェルズその人である。 「みなさん、今晩は。オーソン・ウェルズです。 20世紀初頭から、この地球が人間よりも知力の優れた者たちに監視されていることは周知の事実です。彼らは不死ではないまでも、人類より遥かに高度な知能と文明を持っています。私たちは多忙な毎日を送っていますが、その間にも彼らに監視され続けているのです。そう。私たちが顕微鏡で一滴の水の中に群がる生物を観察するように、彼らも私たちを
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非モテ人間は現代の被差別階級なのか? 異性を発情させるのがそんなに偉いのか? 文学を手がかりに、いっそ、非モテライフをエンジョイする方法を探っていこう! 今回は舞台を海外にうつして、ロシアの非モテ文豪・ドストエフスキーの登場です。 ドラマ版もはじまって『電車男』ブームに拍車がかかる今日この頃。古くは『美女と野獣』、落語にも『紺屋高尾』があるように、美女と非モテ青年の純愛話は昔から大人気なのです。その逆がなんでないかっていったら、モテ男子が不美人に純愛を捧げる話はヘドロから生まれた怪獣が人類を襲う話ほどにもリアリティがないことを、男女ともよく知り抜いているからなんでしょうね…(しょっぱい話になってきた)。今回は白夜のペテルブルグを舞台に、非モテ青年と美女とのロマンチックな出逢いを描いたドストエフスキーの中編小説『白夜』をご紹介します。 主人公は8年間ペテルブルグに住みながら、ただの一人の知
これまで私は、日本のブログサービス市場はライブドアブログがこのまま制覇する、と考えていたんですが、今回の一連の外部リンク注意文関連のドタバタで、雲行きが非常に妖しくなったと思うようになりました。 一応現時点での着地点は、 ■ PRO(有料) ⇒ 外部リンク時に注意ページをはさまない □ 無料版 ⇒ 外部リンク時に注意ページが表示される ということですね。 ライブドアウォレット登録で無料版でも表示されないようになる可能性が若干残されているものの、基本的に無料版を使っているユーザーはリニューアル後に注意文が表示されることになります。 注意文を表示することの目的が本当にユーザーを悪質な外部サイトから守るため、ということであったとしても、ほとんどのユーザーはまさか自分がそういう被害にあうとは考えないですから、99%のユーザーは「なんだこのページ、うざいな」としか思わないはずです。 一
押井守脚本、深作健太監督の実写映画が撮影されることになったという話。(受賞内容を追記: 情報提供 紅い少女氏) スポニチ Sponichi Annex ニュース 芸能 押井監督が脚本「深作健太を男にする」 映画プロデューサーの発掘・育成を目的とした「第5回日本エンジェル大賞」の授賞式が8日、都内のホールで行われ、故深作欣二監督の長男・健太監督(32)の企画「エルの乱(仮題)」など4作品が受賞した。 「エルの乱」は、13年前に大阪で起きた暴動事件をモチーフに、親子で温めていた企画。「首都警」と呼ばれる組織に制圧された近未来を舞台に、武装蜂起する民衆の姿を描くアクションで、「攻殻機動隊」などで知られる世界的アニメ作家・押井守監督(53)が脚本を執筆することが発表された。 健太監督のラブコールを受け止めた押井監督は、CG合成なども手掛ける予定で「欣二監督の映画を見て胸を熱くした世代として、やる以
3年以上前から業界内でくっつく、くっつくと言われていた3社がとうとうくっついた。周到な準備のうえでの、見事な統合でした。 ホーマック・カーマ・ダイキ、経営統合を発表(NIKKEI.NET) 来年9月に37都道府県に524店舗を擁する、売上高4330億円のホームセンターチェーン「DCMJapanホールディングス」が登場、と。持ち株会社になるのは、これまで3社+三井物産の合弁で作った共同仕入れ会社。これまで1位だったカインズが2006年2月期末で約150店舗、売上高3000億円の見通しだから、売り上げ規模だけで見れば2位をはるかに上回る圧倒的なトップが登場ですな。 カインズは売上高でここ2~3年、伸びが鈍っていた。新潟でPLANTとガチンコの勝負のまさにその時に中越地震が起きたり、ベイシアとの合同出店でのスーパーセンター業態を中心に据えたため、出店調整にてこずっていたりとか、最近あまり良い話が
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