テレビCMの放映などで競艇はイメージアップに成功しているかのように見える。だが、最高売上も達成した裏でレース不正の噂も後を絶たない。前編記事『史上最高売上を達成の裏で…ボートレース界を襲う八百長スキャンダルの「深すぎる闇」 』に続き、競艇界の汚染を告発する。 競艇を襲った八百長スキャンダル 競艇界が「八百長問題」の激震に見舞われたのは、2020年のことである。 同年1月8日、名古屋地検特捜部は元競艇選手の西川昌希(当時29歳)と、西川の親族で元弘道会系組員だった増川遵(同53歳)をモーターボート競走法違反の疑いで逮捕した。 西川は自身が出走するレースで故意に着順を落とし、増川が西川を外した舟券を買うという手法で、2人は3年半の間に5億円以上もの利益を得ていた。懲役3年の実刑判決が確定した西川は現在、受刑者となっている。 当時、競走会は「西川以外の不正はない」と断言したが、西川は逮捕後に出版
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