「聖地」をめぐる暗闘3月20日、「埼玉スタジアム2002(以下、埼スタ)」でサッカーの日本代表対バーレーン代表の試合が行なわれ、日本が2対0で勝ち、8回連続のワールドカップ出場を決めた。6万人の観客が詰めかけた埼スタは、日本の勝利で興奮のるつぼと化した。 埼スタは陸上トラックがなく、観客が間近で選手を見られるサッカー専用スタジアムだ。Jリーグ一の人気チーム「浦和レッズ」のホームスタジアムとしても知られており、レッズは年間20ほどのホームゲームを、ここで戦う。 ところが、この「サッカーの聖地」ともいわれる埼スタの運営・管理をめぐって、スタジアムの所有者である埼玉県とレッズが“暗闘”をくり広げているのだ。 本来なら協力関係にあるべき二者のあいだで、いったいなにが起きているのか。