印刷 タクシー乗り場の入り口には、待機場に入れるステッカーの赤色と、車両ナンバーの末尾の番号を示す案内札が置かれた=11日午前9時7分、JR京都駅前、岡野翔撮影 JR京都駅前の渋滞を解消するため、タクシーの待機場への乗り入れを制限する社会実験で、業界団体とJR西日本は11日午前、赤、青、黄の3色に分けてタクシーの入場を制限する新たな実験を始めた。客は順調に乗車し、スムーズな滑り出しとなった。 新たな実験は、タクシーをナンバープレート末尾の数字で赤、青、黄の3色に分け、日替わりで待機場へ入れる。タクシーの後部窓に各色のステッカーを貼り、20日まで続ける。初日は、約100台が入れる待機場がほぼ満車になる状態が続いた。 駅で客を降ろしたタクシーだけが次の客を乗せられる当初の実験では、客の長蛇の列ができた。主催する業界団体・京都タクシー業務センター(京都市伏見区)の横山末松・代表幹事は「乗客