米大リーグ機構は20日、カブスの和田毅投手が勝利投手となった19日のジャイアンツ戦に関し、降雨コールド試合の措置を取り消して21日(日本時間22日)に5回裏から再開すると発表した。ジャイアンツ側の異議申し立てを認めた。この結果、和田の3勝目は保留扱いとなり、再開後の結果によっては白星が消える可能性がある。19日の試合で和田は5回表まで6安打無失点。この回裏のカブスの攻撃が始まる前に雨で中断し、4時間34分後にグラウンドの状況が改善しないとしてコールドが告げられ、カブスの2―0の勝利とされた。この措置に対し、ジャイアンツ側がグラウンド整備の仕方に問題があったなどと異議を申し立て、認められた。試合はダブルヘッダー第1試合として21日午後4時5分(日本時間22日午前6時5分)に再開される予定。(時事)