1月31日に投開票された玖珠町長選について、町内の農業男性(68)が「白票(無効票)の中に有効票が含まれている可能性がある」として、当選の効力に関する異議申し出書を町選挙管理委員会に提出、受理されたことが12日、分かった。 町選管によると、1月31日の投票は5人の立候補者名を印刷した投票用紙に、選管が用意したスタンプで丸印を付ける記号式で実施した。スタンプはインクを内蔵しており、キャップを外して押せば印が付く。 男性は「使用方法が分からずキャップをしたまま押した有権者がいる。白票を再点検し、そのような痕跡のある票は有効票として取り扱うべきだ」と求めている。記号式での白票は55票だった。選挙は新人の朝倉浩平氏(63)が前職やほかの新人3人を振り切って当選。最多得票の落選者とは17票差だった。 町選管は申し出内容を審理し、3月12日までには結果を本人に通知したいとしている。 2月13日玖