設置2年目の2009年度は約1億8500万円を回収した。歳入アップを図りたい自治体や議会の視察が相次いでいる。 このチームは、納税課にある「債権回収対策室」。メンバーは永嶋正裕室長以下、職員8人。回収の対象は、裁判所の決定がなくても、法律に基づき、自治体が滞納者の財産差し押さえなどによって強制回収できる「公債権」で、市税、国民健康保険料(国保料)、保育料、下水道使用料など9種類。「担当課は通常の業務で忙しい。専門スタッフが回収に当たった方が市全体として効率が良い」(永嶋室長)と、支払い能力があるのに払わない悪質滞納者の債権を一元管理している。 滞納者は、市税や保険料など複数種類を滞納しているケースが多く、滞納をすべて洗い出した上で給与や預貯金など、滞納者の財産を調査、警告書を送るなどして連絡がなければ預貯金などを差し押さえる。 滞納者との交渉では、相手から経済状況を聞き出し、数年にわたる分
会見で辞意を表明する山田宏・杉並区長=25日午後、東京都杉並区、安冨良弘撮影 日本創新党党首の山田宏・東京都杉並区長(52)は25日の記者会見で「杉並改革の成果を国にぶつけていく」と述べ、参院選に立候補する意向を正式に表明した。比例区、東京選挙区のいずれかで立候補することを検討している。31日付で杉並区長を辞職する予定。 山田氏は会見で「区長の仕事をし、空いた時間で党首の仕事をするのは大変厳しい。日本全体が沈没したら杉並改革の成果もない」と強調。党の支持率低迷については「状況は厳しく認識している。党首として責任を十分全うすることを通じて、大きく改善される」と抱負を語った。 山田氏は93年に日本新党で衆院選初当選。99年に杉並区長に当選し、現在3期目。住基ネットの選択制を打ち出すなどして注目を集めた。 日本創新党は13日に東京選挙区を含め6人の第1次公認を発表。30日に東京都内で結党
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