このシンパクは、盆栽愛好会の会長から譲り受けたもの。もともとは、7本の寄せ植えで背丈も倍くらいありました。それを3鉢に割りました。先生に今後のアドバイスをもらおうと思ったら「葉性が悪いから、時間の無駄」と言われました。 針金を掛ければ、幹に模様を付けることはできますが、葉の大きさはそもそもの性質を変えることは難しいです。この木は、葉が長くてボサボサな感じでした。 1年前は、すべてこのような長い葉しかありませんでした。そして、幹には針金が長年巻いたままで、食い込みが酷い状況でした。しかたないので、食い込み傷に沿って、幹を削りシャリを付けました。 葉先を揃えるように摘んでいたところ、長くてボサボサだった葉が部分的ですが、細かく詰まったようなものに替わってきました。もともとの葉性というより、針金もそうですし、葉摘みも剪定もしないで放置されていただけのようです。 先生の話を聞いて、3鉢のうち1鉢は