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2017年7月25日のブックマーク (2件)

  • 私がベーシックインカム懐疑論者に転向した理由

    以前ベーシックインカムの導入を訴える文章を書いたことがあるのだが、『ゲンロン0 観光客の哲学』を読んでから考えが変わった。 ベーシックインカムの何が問題かベーシックインカムの大前提である「全員一律」という福祉原理は、「誰が『全員』に含まれるのか」というメンバーシップの確定を必要とする。それは同時に、新たにメンバーシップを得ようとする人間を排除する論理に帰結する。言い換えれば、ベーシックインカムは「友敵理論」の政治と不可分である。 そもそも「セイフティネット」とは「安全網」であり、「高所からの転落を防止する網」であって、転落者のための安全装置である。ベーシックインカムはどうだろうか、まだ転落していない人にも「全員一律」に給付されるのであって、定義上「セイフティネット」とは呼べない。より妥当なメタファーは、例えば「底上げ」のようなものだろう。 ベーシックインカム制度がその受給資格者(メンバー)

    私がベーシックインカム懐疑論者に転向した理由
    tikani_nemuru_M
    tikani_nemuru_M 2017/07/25
    これはあかん。国民などの「メンバーシップ」の恣意性を問題にしているのに、なんの疑問もなく「転落した人」などといっている。「転落した人」って誰がどう決めるんだ? 顔洗って出直してこい!
  • 高学歴ほど低い「病気リスク」…収入は関係なし : 科学・IT : 読売新聞(YOMIURI ONLINE)

    米国の約1万4000人を20年以上追跡した大規模調査を、ミネソタ大学の久保田康彦・客員研究員(公衆衛生学)が分析したところ、収入よりも学歴が健康格差を生む可能性が浮かんだ。分析結果は、米国の医学専門誌電子版で発表された。 45~64歳の男女1万3948人を学歴や収入でグループ分けし、45~85歳までに心筋梗塞、心不全、脳卒中といった循環器疾患を発症するリスクを算出した。 学歴別にみると、最終学歴が高いほど循環器疾患の発症リスクは下がり、大学院卒が最も低かった。高校中退者の発症リスクは50・5%と2人に1人。高卒の41・7%に比べ約10ポイントも高く、高校教育を終えたかが健康格差の分かれ目となることがうかがわれた。高校以上を卒業しているかどうかと収入の高低による発症リスクを比べると、高卒以上で低収入のほうが、高卒未満で高収入よりもリスクが低かった。

    高学歴ほど低い「病気リスク」…収入は関係なし : 科学・IT : 読売新聞(YOMIURI ONLINE)
    tikani_nemuru_M
    tikani_nemuru_M 2017/07/25
    循環器系の疾患に限定していることに注意。ガンであれば学歴との相関はそれほど高くはないのでは?/アマルティア・センのケイパビリティ概念が適用できるようにも思われる。