9月29日、捜索に向かう村消防団(c)朝日新聞社この記事の写真をすべて見る 山梨県道志村のオートキャンプ場で、小学1年の小倉美咲さん(7)の行方が分からなくなり、まもなく2週間が経過する。警察や消防、自衛隊が最大時には1日に300人態勢で捜索活動を展開してきたが、4日現在も発見には至っていない。 【写真】記者が歩いた現場の写真1~5はこちら 捜索活動では事故も相次いだ。9月27日には20代男性が「がけから落ちてけがをした」と110番通報。その後連絡がとれなくなり、一時は行方不明に。その後29日に腕や手首を骨折する重傷を負いながら、自力で下山した。10月1日には、40代男性が子グマ2頭に遭遇し、逃げる際に転倒して骨折などのケガをしたという。山梨県警は9月30日に美咲さんの写真公開に踏み切り、情報提供を呼び掛けた。 取材を続ける新聞記者はこう話す。 「発見はおろか、衣類や所持品なども見つからず