全国の中学受験は終了、大学受験もピークを迎え、国公立大学の二次試験が近づいてきた。受験生とその親御さんにとっては勝負の季節だ。少子化が進むなかでも、受験競争は過熱する一方。現代の教育産業に鋭く切り込んだ『コスパで考える学歴攻略法』(新潮新書)の著者である藤沢数希氏と、東大法学部卒で大王製紙会長と輝かしい経歴を持ちながら“106億円をカジノで失った男”として知られる井川意高氏が対談。前編では、近年過熱する中高一貫校への中学受験について語ってもらった。 ――昨今、東大などの難関大学に合格するためには、小学生のときからSAPIXなどの中学受験塾で勉強をして有名中高一貫校に入るのが高学歴になるための王道ルートだという風潮があるように感じます。井川さんは中学受験で日本最難関の筑波大学附属駒場中学に進学し、その後、東大文一に現役合格しました。 井川:小学校では成績が良く、小学4年生のとき、東京に家族旅
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