「PCは10年すると変わるでしょう」──レノボが見せるThinkPadの気概とは:山田祥平の「こんなノートを使ってみたい」 メーカーが堅牢ノートPCの市場を模索するなかで、とくにそのタフネスを強調することなく、「強くて当たり前」を地でいっていたのがThinkPadだ。IBMからLenovoに変わって3年。そのポリシーは今も変わらないのだろうか。IBM時代からずっとThinkPadを担当してきた石田聡子氏(レノボ・ジャパン広報&マーケティング担当執行役員)に聞いてきた。 レノボの実力をもっと知って欲しい ──ThinkPadが堅牢性を大々的に強調してこなかったのには理由があるのでしょうか。 石田氏 その点に関してはむしろ反省しています。Webページの見せかたなども無骨というか、ある意味で宣伝が上手でないですね。やっていることをきちんと分かってもらうのがうまくないのだと思います。 堅牢性に関し