2008年5月2日。旅立ちの日。 一年半。長いようで短い、とても濃い旅だった。 様々な文化に触れ、様々な景色を眺め、様々な人々と触れ合ってきた。 怒った時もあれば、残念だと嘆いた時もあった。 だけどいつも世界は笑っていた。 この旅で自分は一体何を得ることができたんだろう。 肌の色の違い、言葉の違い、文化の違い。 そこに住む人々の生活は日本のそれとはまるで違っていた。 でも、それでも、 文化や言葉の違いはあったけれど、 同じ人間。 楽しい時に笑い、腹が立つときは怒る。悲しい時は泣いて、それでもまた笑っていた。 貧しい人々もいれば、豊かな人々もいる。 でも、どんなに貧しい生活をしていても、その生活の中で幸せを見出して生きている人はたくさんいた。 貧しい貧しいと嘆いてる人も中にはいるけれど、だからといって人に頼って生きていく事しかできないのでは、それ以上は望めないと感じた。 どんな環境で生きてい