どんなに小さくても引かれ合います。 オランダのライデン大学(LEI)で行われた研究により、わずか0.43mgの微粒子が発生させる重力を測定することに成功しました。 これまでアインシュタインの重力理論をもとにした研究では、星やブラックホールなど大質量のものを中心に行われており、微小な質量の重力についての検証は進んでいませんでした。 微小な重力を測定する技術が進歩すれば「量子的重ね合わせにある粒子の重力」を測定するなど、量子力学と組み合わせた興味深い重力実験が可能になるでしょう。 しかし0.43mgの微粒子は、いったいどれほどの重力を発していたのでしょうか? 研究内容の詳細は2024年2月23日に『Science Advances』にて公開されました。