近頃もてはやされる仕様駆動開発とやら。お前に俺たちの開発が救えるか。 見よ、仕様駆動開発の名を騙るものを その仕様、まことに人の言う仕様か 仕様だけにすがって、生きられるか 曇りなき眼で考える、仕様駆動開発のあり方 まとめ 見よ、仕様駆動開発の名を騙るものを ここ一年ほどで、「仕様駆動開発をやるべきだ」という声をよく聞くようになりました。けれど、聞くたびに少し引っかかるものがありました。たぶん理由は単純で、「仕様駆動開発」と言いながら、その「仕様」が人によって全然違うからです。要件を指している人もいれば、設計を指している人もいる。ひどいときには、願望とTODOと擬似コードまで全部まとめて「仕様」と呼ばれている。 仕様、便利すぎる。便利すぎる言葉は、たいてい危ないです。名をひとつ与えれば、何かを分かった気になれる。しかし実際には、その中でまだ整理されていない意図も、対立した前提も、言葉になっ
普段は Codex / Claude Code / Copilot を利用していますが、Copilot が従量課金になることもあり、あまり今まで触れてこなかったモデルに触れてみようと思い、OpenCode Go を使ってみたので、雑に書いて行きます。 Cursor の Composer 2 Fast (MAX)2026 年に入ってから Anthropic や OpenAI 以外のモデルも触っておいた方が良いだろうと考え、Cursor の Composer 2 というモデルを1ヶ月利用し続けてみました。 Composer 2 は Fast モードかつ MAX で利用しており、主にソースコード調査で利用していましたが、とにかく早くてあまり間違えないというのはかなり体験としてよかったです。この Composer 2 はとても安くて、 Cursor の Pro+ プランで Composer 2 F
ITジャーナリスト 牧野 武文(まきの たけふみ) 生活とテクノロジー、ビジネスの関係を考えるITジャーナリスト、中国テックウォッチャー。著書に「Googleの正体」(マイコミ新書)、「任天堂ノスタルジー・横井軍平とその時代」(角川新書)など。 @takemakino スマートフォン(以下、スマホ)OSと言えば、AppleのiOSとGoogle系のAndroidが有名だが、ファーウェイが開発した独自OS「Harmony(ハーモニー)」が第3のOSとして存在感を示し始めている。 一時は米国のチップ封鎖政策でスマホ事業の存続が危ぶまれたが、後発OSとしての強みを生かした先進的な機能を武器に、中国国内でシェアを徐々に復活させている。さらに、オープンソース版の「OpenHarmony」には、すでに800万人の開発者が参加し、追加されたコードは1.3億行に達するほど、活発な動きを見せている。 しかし
Decision Quality (DQ) は SDG が体系化した意思決定の質の枠組みで、良い意思決定の条件を6つに分解する。 Frame(解くべき問題の枠組み) Alternatives(選択肢) Information(情報) Values(評価基準) Sound Reasoning(論理的推論) Commitment to Action(実行へのコミット) 全体の質は一番弱い要素で決まる、というのがDQの中心的な主張である。意思決定そのものと、その結果は区別する。良い意思決定でも結果が悪いことはあるし、その逆もある。 設計判断の現場で繰り返し観測される失敗の多くは、6要素のうち Frame と Values の2つの取り違えで説明できる。Valuesを 評価軸 として8つに整理し、Frame の取り違えは 支配軸の取り違え として捉える。残りの4要素も副次的に絡む。早合点 は In
LiteParse、私たちのOSSドキュメントパーサーですが、複雑なPDFレイアウト、テキスト、テーブルをクリーンな空間グリッドに解析するのが本当に得意です。 最高なのは、VLMやMLモデルを一切使わない点です。完全にヒューリスティクスベースで、超高速です ⚡️ 秘密は、私たちの洗練されたグリッド投影アルゴリズムにあります。 @LoganMarkewichによるこのブログ投稿が、その仕組みの包括的な解説を提供しています: 1️⃣ 類似のY座標に基づいて行をソート 2️⃣ 左、右、中央のアンカーを抽出 3️⃣ すべてのテキスト項目をこれらのアンカーのいずれかに分類 4️⃣ すべてのテキスト項目をグリッド列に投影(連続したテキストの段落は例外で、別途レンダリングされます) 5️⃣ グリッド列に投影された項目は、同じアンカーを持つすべての後続のテキスト項目の前方アンカーとなります 6️⃣ 最終出
本記事では、AIと人間が協調してバックエンドを開発するためのアーキテクチャとして、RFBA(Review-First Backend Architecture)を提案します。 RFBAの特徴は、次のとおりです。 レビューに焦点を当て、AI責務と人間責務の濃淡を整理する レビュー対象と依存関係をディレクトリ構造で見えるようにする スコープはバックエンド、特にDBアプリに限定する DDLをSSOT(Single Source of Truth)として扱う VSA(Vertical Slice Architecture)を参考にしつつ、ユースケース独立性を重視する CLIやフレームワークによる具象化を前提にする RFBAはアーキテクチャであり、特定の開発手法を置き換えるものではありません。SDD、ハーネスエンジニアリングのような開発手法とも共存できます。主眼は、AIの完全自律ではなく、AIの成果
Claude / CodexのPermission確認をLLMに代行させるccgateというCLIを作った もとはAuto Mode的な体験を目指して作り、Auto Modeが使えるようになった今もPlan mode中の確認やCodexへの展開、ログ・metricsの可視化のために使い続けている 自分の環境では1ヶ月約2000件のPermission確認のうち、基本的に97%近くが自動化された はじめに こんにちは。@tak848です。今日で25になりました。もうアラサーってやつなんでしょうか。 みなさん、Coding Agentは使っていますか? 個人的には、個人開発でも業務でもClaude CodeやCodex CLIが欠かせない道具になっています。使う時間が増えるほど、Tool実行のPermission許可で止まる場面も増えてきました。 とはいえ、面倒だからといって--dangero
Deleted articles cannot be recovered. Draft of this article would be also deleted. Are you sure you want to delete this article? はじめに WAF(Web Application Firewall)はWebサービスのセキュリティを高めるために使用される装置の一般名称です。WAFそのものの説明は割愛します。WAFはトラヒックがアプリケーションに到達する前に既知攻撃、スキャン、異常な入力、過剰なアクセスをドロップすることができる強みがあり、採用事例も多数あります。しかしWAFを導入・運用するときに本当に難しいのは、装置の導入そのものではなく この遮断ルールは正常なユーザーを止めないのか(誤遮断がないのか) 止めた場合、誰が、どの根拠で、どこまで事業影響を受け入れるのか
// サーバー側(Hono) app.get('/posts/:id', (c) => { const post = findPost(c.req.param('id')) return c.render('Posts/Show', { post }) }) // クライアント側(React) export default function Show({ post }: PageProps<'Posts/Show'>) { return <h1>{post.title}</h1> } post の型は Post として完全に推論される。間に API 定義も DTO も tRPC もスキーマ生成もない。サーバーで c.render() の第2引数に渡したオブジェクトが、そのまま React の props として、しかも完全に型付きで届く。 「API なし SPA」を謳う Inertia.j
はじめにLayerXで執行役員/VP of Product をしているnumashiといいます。 これまでキャリアの多くを、新規プロダクトの立ち上げにプレーヤーとして費やしてきました。ゼロからプロダクトを作り、顧客に届け、失敗し、作り直す——その繰り返しの中で、Minimum Viable Product(以下、MVP)という概念は自分にとって単なるフレームワーク以上のものでした。 「何を作るべきか」を問い続けるための、思考の型でした。 今、新規事業をやる中で、改めて生成AIの登場によってMVPの意味が根本から変わりつつあると感じたため、言語化しようと思います。 MVPとは何か新規プロダクトを作る際、MVPは開発の羅針盤でした。 Minimum Viable Product——その本質を説明するとき、Henrik Knibergのイラストがよく引用されます。 「車を作るなら、まずタイヤだけ
この表の左から右へ読むと「何を→誰が作り→誰が決め→何が決まるか」がわかります。上から下へ読むとプロジェクトの意思決定の流れがわかります。以降の解説は、この流れに沿って進みます。 ビジネスコンセプト:プロジェクトの「存在理由」を経営層と合意する BR.1のステークホルダー整理と並行して最初に固めるのが、プロジェクト全体の「存在理由書」です。外部環境(EDI標準化・インボイス制度・競合のデジタル化)と内部課題(手入力ミス年間60件・月次集計3日)を整理し、ビジネスゴール(KGI:業務コスト年間1,500万円削減・受注ミス年間5件以下・受注確認書5分以内発行)を経営層と合意します。以降のすべての要件はこのKGIに紐づく形で正当化されます。ここでKGIへの合意が得られなければ、どれほど精緻な課題分析や施策設計も「何のためにやるのか」が曖昧なまま進んでしまいます。 BR.1 ステークホルダー把握:
ルビを振るなら、IllustratorじゃなくてInDesignでやれ! はい。そうですね。ぐうの音も出ませんが。 本当にそう思いつつも、所属館もそうだが、多くの施設で展示パネルはイラレでつくられていると思われるので、時には苦行をやらなければならない。 ルビを振る漢字を決めて、テキストボックスなどにひらがなを入力して、位置を合わせて、高さを調整して・・・ 数個だったらいいけど、大量に作業しなければならないと本当に大変。ほかのことに時間を使いたいのに、と。 ということで、その苦行から解放するためのスクリプトを制作したので紹介したい。 ルビ振りまでの一連の流れ。自分で配置する必要がない!年明けころにつくり、いくつかの展示で使ってみて、UIの調整を行なったので、それなりに使えるものになっているはず。 年度末にルビ地獄になっていた人には、早めに公開できず謝りたくなるくらい良いツールになっている。
※モデル形式やトークナイザ、量子化手法により実サイズは前後する 性能に関する公式主張 PrismMLの発表では、同等タスクにおいて、より大きなモデルに匹敵する性能とされている。 ただし、これは公式ベンチマークベースの結果であり、実運用やローカル環境でどこまで再現できるかは別途検証が必要である。 でも出たばっかなんだよ(実行環境の未整備) 2026/4/20時点での最大の問題は、 Ternary Bonsai 実行環境の選択肢がまだ限られていることだ。 Apple Silicon(Mシリーズ) Metal / MPS前提の実装 が先行しており、Windows環境では、3値重みを前提に最適化した実装はまだ少なく、従来型の演算系に寄せた形で扱うケースが多かった。 そんなときTrillimが一晩でやってくれてました Trillimとは? Trillim は、BitNet系に代表される低ビットモデル
追記: セキュリティ監査の仕事がAIに代替されるということを言いたいわけではありません。監査でのチェックに含める項目など、セキュリティがやっていることの全般的な枠組みに変革を余儀なくされるということを書いています。ぜひ最後までお読みいただき、奇譚なき意見をください。 2026年4月、AnthropicはClaude Mythos Previewを公開した。このモデルは数千件のゼロデイを自律的に発見したと報告され、Mozilla Firefox 150はこのモデルで発見された271件の脆弱性を一括パッチした。一方でAI自動ペンテスト企業XBOWはHackerOneのリーダーボードを席巻している。セキュリティ業界は数年以内に、「コードの脆弱性を見つける」という課題をほぼ自動化可能な問題に変えるだろう。しかし、この事実はセキュリティ業界にとって勝利ではない。むしろ、いま売られているセキュリティ商
はじめに 「AIエージェントで会社運営を自動化する」という言葉は、ここ最近で急速に現実味を帯びてきました。とはいえ、実際に "本番環境で1年以上稼働させ続けている" 事例はまだまだ多くありません。 本記事で紹介する AI-CEO Framework は、Claude Code を土台として ひとり会社(ソロ経営)の業務オペレーションを約98%自動化する ためのOSSフレームワークです。単なるプロンプト集ではなく、15体のAIエージェント・承認パイプライン・仮説検証ゲートを統合した、言うなれば「AIで会社を回すためのOS」です。 筆者は業務自動化・AIエージェント設計に関わるエンジニアの視点から、このフレームワークが何を解き、どんな設計思想を持っているのかを整理します。 AI-CEO Framework とは AI-CEO Framework は、合同会社ジョインクラスが公開しているオープン
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