日本語の「ふ」の摩擦 日本語の「ふ」には空気の摩擦があります。一方、英語など多くの言語のhuには空気の摩擦がありません。 この発音ができなくても問題なく通じます。非常に細かい違いなのでなかなか気づきません。英語だけでなく、中国語など多くの言語にこのhuの発音があります。 日本語の「ふ」の発音記号はɸです。ちなみに、この音の濁音(有声音)は「危ない!」と言う時の「ぶ」で現れます。私個人の経験では、このɸの発音を持つ言語は日本語以外には見たことがありません。 詳しくは音声学の教科書に載っています。 多く言語にあるFの発音 また、fの音を日本語のふの音で発音している人が多いです。その発音でも通じますが、聞いてすぐに違和感があります。 Fの音を発音する時に唇を噛むと言われて、深く噛んでいる人が多いですが、噛み方が深すぎて速く言えません。動画で口の形を見てみてください。 <その他の発音のこと> ネイ
About us 私たちは、2010年にスタートした、言語関係を中心に本作りをする小さな出版グループです。執筆から出版まで、すべてをクラウド上で進め、国内外の大学の研究者を中心に日本語、英語、中国語、その他の言語で本作りをしています。 電子版は米、英、独、仏、西、伊、蘭、加、伯、墨、印、豪のストアで、印刷版それらに加えポーランド、スウェーデンで、ほぼ日本と同じ価格、同じ送料、配達日時で購入できます。 印刷版のサイズは5.06×7.81インチ(12.85×19.84cm)で、B6判とほぼ同じで、新書より若干大きめの読みやすいサイズです。 4つのラインナップ 新書に近い「選書シリーズ」、入門書が中心の「ブックレットシリーズ」、海外滞在記、エッセイなどの「一般書」、「教材シリーズ(準備中)」の4つのシンプルなラインナップ。 すべての書籍は、電子書籍は1500円以下、印刷版は2000円以下、中高生
JF日本語教育スタンダード(JFスタンダード)はコースデザイン、授業設計、評価を考えるための枠組みです。 課題遂行能力(言語を使って課題を達成する能力)と、異文化理解能力(お互いの文化を理解し尊重する能力)を育成する実践をサポートし、日本語を通じた相互理解を目指します。 CEFR とは、Common European Framework of Reference for Languages: Learning, teaching, assessment の略です。 2001 年にヨーロッパの言語教育・学習・評価の場で共有される枠組みとして発表されました。以後、世界でも広く外国語教育や評価の場で利用されています。 JFスタンダードは、このCEFRの考え方にもとづいて開発しました。JFスタンダードを用いることにより、日本語の熟達度をCEFRに準じて知ることができます。
みなさま 明けましておめでとうございます。ポーランド、日本に限らず、世界各国にも散らばられている、ポーランド日本語教師会のみなさまは、お正月いかがおすごしになられたでしょうか。こちらは正月2日目からいきなり授業ですから、教師会から日本語教育機関に圧力をかけ、毎年せめて6日を仕事初めにしてもらうようにしむけましょう。本年もよろしくお願いいたします。 去る2013年11月30日に、ワルシャワで行われた勉強会で発表いただいた先生方に、発表報告書をまとめていただいておりますので、その貴重な報告書をこちらのウェブサイトにも掲載させていただきます。まだ、発表者全員の報告書が揃っていませんが、提出いただいている方の分から掲載させていただきますね。(まだご提出いただいてない方は、よろしくお願いします。) ファイルとして添付しておりますので、ダウンロードいただけます。 *発表順となっております。 中野二郎
大阪大学の「高度外国語教育独習コンテンツ」は、ここ半年ばかりハンガリー語のところはほぼ毎日お世話になっているんですが、日本語のほうをチェックするのを忘れていて、今日初めて見てみたら、これがなかなか素晴らしいんですよ。 よく、紙の教科書をそのままウェブに移植したようなウェブ教材がありますが、これはインタラクティブで映像も豊富にあり、まさにネットというメディアを有効に生かした教材になっています。 シラバスとしては、場面シラバスと構造シラバスが半々ぐらいでできているような構成になっています。前半は空港とかタクシーとかよくある旅行者用の場面ですが、後半は東大寺、春日大社、厳島神社などの観光地が目白押しで、しかもその現場まで行ってロケしているんですよね。これは学習者も喜んでくれることでしょう。 しかも、すばらしいのは、著作権の面での配慮です。なんと、クリエイティブ・コモンズになっているんですよ! つ
日本語学習コンテンツ Ⅰ.概要 本コンテンツは、初級日本語学習者が楽しくわかりやすく学習できるようにすることをコンセプトに作成されました。1課では「ひらがな・カタカナ」、2課では「あいさつ、数字」を学びます。3課から15課までは、日本を舞台にしたスキット映像を見ながら会話例を聞き、各場面で必要な文型や語彙を学んでいきます。3課から15課までのスキットは、日本語学習者が日本へ来てカフェや観光案内所、ホテル、観光地などを旅行するという一連のストーリーとなっており、日本の実像を映像で見ながらストーリーを楽しめるようになっています。スキットに出てくる文型や語彙は、初級日本語学習者に必要な基本文型と旅行に便利な表現をとりあげています。このコンテンツでは、1課から15課までを通して、次のことができるようになることを目的としています。 日本を旅行するときによく出会う場面で、基本的な情報を得るための質問を
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