2009年6月29日参議院会館第3会議室にて開催。 主催者:胎児性水俣病患者の共同作業所「ほっとはうす」(水俣市) 目的:与党(自民党&公明党)の水俣病PT(プロジェクトチーム)が作成した水俣病の特措法について、これまで民主党案を主張し、反対してきた民主党までもが、“協議のテーブルにつく”という姿勢を表明。 一気に、与党案成立のシナリオが現実味を帯びてきたため、「この法案では、患者は救済されない!」と、ほっとはすうのメンバーらが上京。議員に被害者の声を聞いてほしいと、記者会見の場を設けた。 法案には、問題がありすぎて、この場ですべてを説明すると、読む気がなくなってしまうので、簡単に一点だけ説明する。 それは、加害企業チッソの分社化が、法案に含まれている点だ。 記者会見に同席した柳田邦男さんの言葉に、私がさらに加筆したものを紹介する。 チッソの分社化とはこういうことだ。 自分の家族がAという