民進党は20日に行った熊本地震に関する政府への申し入れに、九州電力川内原発(鹿児島県薩摩川内市)の運転停止の要求を盛り込むことを見送った。旧維新の党出身の江田憲司代表代行が意欲を示していたが、旧民主党側が慎重姿勢を示したためで、原発を巡り党内に不満を抱える結果となった。 岡田克也代表が首相官邸に安倍晋三首相を訪ね、激甚災害の早期指定など7項目を申し入れた。川内原発には「安全性を不安視し、一時停止を求める声もある」と触れたが、十分な情報提供を求めるにとどめた。岡田氏は記者団に「政府が説明責任を果たすことが先決だ」と述べた。 同党内では、熊本、宮崎、佐賀などの県連から不安の声があがり、江田氏は18日の記者会見で運転停止要求の検討を表明。しかし、党幹部によると、岡田氏が「科学的根拠がない」と否定的で見送られたという。共産党は16日に運転停止を政府に申し入れ、生活の党の小沢一郎共同代表も19日
![<民進>川内停止要求せず 旧民主側が慎重姿勢 (毎日新聞) - Yahoo!ニュース](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/130070136fd4803fd4f33d2ecddccce63819c07e/height=288;version=1;width=512/http%3A%2F%2Famd.c.yimg.jp%2Fim_siggMLswbFgdK413m.38tZvnoA---x400-y236-q90%2Famd%2F20160420-00000101-mai-000-6-view.jpg)