モバイルブラウザの利用は増えているが、帯域幅の制約が緩和されているわけではない。Google愛用者がこの問題を回避できるよう、同社は米国時間1月15日、帯域制限のある料金プランの利用者に役立つデータ圧縮オプションをモバイル版「Google Chrome」に追加した。 この機能はもともと1年ほど前にベータ版で発表されたもので、今回の正式版では帯域利用を50%近く減らせるとGoogleは述べている。この機能を有効にすると、モバイル版Chromeブラウザにはデフォルトでさらなる利点が加わる。それは、悪意のあるウェブサイトからユーザーを保護する、デスクトップ版Chromeのセーフブラウジング機能だ。 データ圧縮を有効にするには、「Settings」(設定)、「Bandwidth management」(帯域幅の管理)、「Reduce data usage」(データ使用量の削減)の順にクリックする。