ロンドン(CNN) 英南西部ソールズベリーの商業施設で3月4日に起きた元ロシア情報機関要員らの殺人未遂事件でジョンソン英外相は16日、ロシアのプーチン大統領が指示を出した可能性が極めて大きいとの考えを示した。 英政府は事件にはロシアが開発した神経剤「ノビチョク」が用いられたとの見方を強めている。ジョンソン外相の今回の発言は、事件に絡んでプーチン氏の関与に直接触れた最も厳しい非難となっている。 同外相はポーランド外相と臨んだ共同記者会見で、英国と同盟国は神経剤攻撃についてロシアからの真剣な返答を待ち続けていると指摘。英国政府の論争の相手は英国内に住むロシア人ではなく、プーチン氏率いるクレムリンとその決定事項であると主張した。 その上で、今回の攻撃は英国の路上や欧州の路上で神経剤攻撃が指示された第2次世界大戦以降では初めての例と述べた。 これに対しロシア大統領府のペスコフ報道官は同外相の発言に
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