今年1月に東京都大田区田園調布の多摩川で流されているのが見つかり、その後、死亡が確認された評論家の西部邁さん=当時(78)=の遺体に不自然な点があり、警視庁が自殺幇助などの容疑を視野に捜査していることが14日、捜査関係者への取材で分かった。現場に遺書が残されていたことなどから、当初は単独での自殺とみられていたが、何者かが死亡に関与した可能性が浮上。同庁が慎重に調べている。 捜査関係者によると、西部さんの体には発見時、ロープが結びつけられた状態だった。西部さんは手が不自由だったことから、第三者が自殺の手助けをした可能性があり、警視庁は西部さんと交友のあった関係者から事情を聴くなどして、当時の状況を詳しく調べている。
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