年々外国人参加者が増えている西大寺会陽。外国人から見た「裸祭り」とは。外国人のグループと一緒に記者が参加してみた。 「最初祭りのことを聞いたときは、ほんとにヘンだと思った。なんでハダカ。ヤベエ」。西大寺会陽の数日前、岡山市内で外国語指導助手(ALT)をしているカナダ人のマッケンジー・リチャードーソンさん(24歳、愛称マック)が日本語でそう語った。 ALTの仲間と初めて参加したのは2年前。「1回で十分だと思ったけど、時間が経つうちに楽しい思い出だけが残った」。カナダにも似た祭りはあるかと問うと「新年を祝ってみんなで冷たい海に入るイベントがあるけど、全然違う」。 昨年は宝木に一度触れた気がしたが、本堂の階段から落ちて足を負傷。3回目の「今年こそは」と意気込むマックと、彼の仲間たちと一緒に会陽に参加させてもらうことにした。 会陽当日の午後5時。岡山駅西口に会陽に参加する11人の外国人が集まった。
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