トヨタが発表したレクサスRX450h=19日、東京都江東区、小林裕幸撮影 トヨタ自動車は19日、高級車ブランド「レクサス」で国内初のSUV(スポーツ用多目的車)となる「RX」を発売した。トヨタブランドで売られていた「ハリアー」の実質的な後継モデルで、国内ではセダンだけだったレクサスの顧客層を広げる狙いがある。景気後退でレクサスの販売は低迷しており、09年は新車効果で巻き返しを図る。 RXの排気量は3.5リットルで、通常モデルの「350」と、4月に発売するハイブリッド車の「450h」をそろえる。レクサスに格上げした結果、最も安い価格で460万円と、ハリアーに比べ約200万円も「値上がり」した。 450hは排ガスの熱を再利用してエンジンの暖機時間を短縮する装備も搭載。4.5リットル並みのパワーを誇りながら、燃費はガソリン1リットル当たり18.8キロと1.5リットル並みに抑えた。最大10個