東京メトロ千代田線の6000系電車が通常運転を終了、特別運転ののちに引退します。昭和40年代の登場当時としては先進的な車両で、その後の営団地下鉄におけるひとつの標準になった車両です。 先進的だった省エネ車両 東京メトロは2018年9月28日(金)、千代田線6000系電車の引退について発表しました。 拡大画像 353両が製造された6000系電車。1972年には、鉄道友の会から「ローレル賞」が贈られた(画像:東京メトロ)。 6000系は1968(昭和43)年に試験導入され、1971(昭和46)年に量産車がデビュー。世界で初めて「回生ブレーキ」と「チョッパ制御方式」を採用した、当時としては先進的な省エネ車両だったほか、これにより車両から発生する熱が抑えられ、駅を含むトンネル内の環境改善にもつながっています。 またアルミ製の車体やそのデザインなどは、有楽町線の7000系や半蔵門線の8000系にも受
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