名車?迷車?特集 -ちょっと懐かしい迷車たち- 一覧 ライトクロカン4WDの初代エスクードをベースにした、2シーターのオフロードクーペとでもいうべき珍しいモデルで、1995年にデビュー。エスクードのラダーフレームを流用するものの最低地上高を下げ、直線的なエスクードに対して丸みを帯びたクーペボディーを架装。取り外してトランクに収納可能なガラス製トップを備えたTバールーフが特徴で、その姿は先に登場していたスバル・ヴィヴィオのTトップによく似ていた。 しかし、おもちゃのクルマを拡大したかのようなルックスは、軽のヴィヴィオならともかく、X-90のサイズではスケールを誤ったような感が拭えなかった。また、2シーターであることもユーザー層を狭めたようで(ヴィヴィオTトップには狭いながら後席があった)、日本でのセールスは奮わず、2年ちょっとの間の販売台数は1300台強にとどまる。 余談になるが、新車当時