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  • どうして「風呂敷」って呼ばれるの? 風呂敷の由来とは

    戦後、日人の生活の欧米化が進むにつれ、普段使いの衣類や身の回りの小物なども大きく変化しました。 しかし、洋風なライフスタイルが当たり前になった現在、「風呂敷」や「手ぬぐい」など、かつて多くの日人が愛用してきた日用品の魅力が改めて見直されるようになっています。 今回は、外国人の方へのお土産にもぴったりな「風呂敷」についてご紹介していきます。 どうして「風呂敷」なの? 風呂敷の由来とは 手提げカバンや紙袋、レジ袋などの普及で、現在では日常的に風呂敷を使う場面はあまりなくなりました。 それでも、「大風呂敷を広げる」という言葉は今でも一般的に使われますし、贈答品を持参する際や和装する際に使うこともあるでしょう。 風呂敷はいろいろなものを包んで持ち運ぶことができる便利な布ですが、どうして「風呂敷」と呼ばれるのかをご存知でしょうか。 これは、江戸時代に庶民の間で大流行するようになった「銭湯」の文化

    どうして「風呂敷」って呼ばれるの? 風呂敷の由来とは
  • 福島の伝統工芸 会津塗の特徴や魅力をわかりやすくご紹介!

    会津塗とはその名の通り、福島県の会津地方を産地とする漆(うるし)工芸です。 長い年月をかけ独自の文化として発展してきた会津塗は、多彩な技法と美しい模様により、現代でも多くの人々を魅了し続けています。 会津塗はどのように作られ、他の産地で作られた漆器と比べて、どういった点に特徴があるのでしょうか。 ここでは会津塗の歴史についてもお話しながら、その魅力について解説していきたいと思います。 会津塗の歴史 会津塗の歴史は、今から500年以上前の安土桃山時代にまでさかのぼります。 1590年(天正18年)に会津の領主となった蒲生氏郷(がもううじさと)が、それまで領主を務めていた近江日野(現在の滋賀県蒲生郡日野町)から漆工芸の職人たちを呼び寄せたことが始まりです。 氏郷は会津の人々に漆工芸の技術を学ばせ、やがては漆の木の栽培から木地作り、加飾までを一貫しておこなう漆器の一大産地にまで発展させました。

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  • 扇子を投げる遊び「投扇興(とうせんきょう)」とは - 各国のお土産事情あれこれ

    の夏場は湿度が高くてジメジメしがちです。コンパクトにたたんで持ち歩けて、必要なときにサッと開いて使える「扇子」を愛用しているという方も多いのではないでしょうか。 平安時代にはすでに使われていたと記録され、現代も便利に使われている扇子。古くから、来の「あおいで風を送る」という用途以外にも、宗教や芸能などさまざまな場面で用いられてきました。そんなちょっと変わった扇子の用途の一つに、遊具としての使用があります。今回は、日の伝統的な遊び「投扇興(とうせんきょう)」についてご紹介します。 投扇興(とうせんきょう)とは 投扇興は、文字通り「扇子を投げて得点を競い合う遊び」です。交互に投げて合計点を競い合う対戦ゲームなので、ダーツをイメージすると近いかもしれません。 投扇興では、「枕」と呼ばれる桐箱の上に「蝶」と呼ばれる的を立て、その的に向かって「扇」すなわち扇子を投げます。枕と蝶と扇の3つが作

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  • 日本の伝統的な織物、金襴とはどんなもの? - 各国のお土産事情あれこれ

    金糸を用いた織物である金襴。光沢のある豪華な紋織物で、日では古くから高僧が身を包む袈裟など、重要な場面で着用される着物に利用されてきました。その豪奢な文様から織物の中でも最高位に入り、現在でもその人気は衰えることがありません。 ここでは、そんな金襴とはどのようなものか、また綸子(りんず)や緞子(どんす)についてご紹介します。 金襴はもともと、中国から日に伝わりました。中国・宋代に紋織された「織金」という唐織物の一種でした。平安時代の日宋貿易で京都に運ばれ、鎌倉時代には明から禅僧が伝法のしるしとして金襴衣と呼ばれる袈裟を持ち帰るなどしていました。その金襴衣に金箔の糸が入っていたことから、日では金襴衣を「金襴」と呼ぶようになったと言われています。 金襴を織る技術は安土桃山時代に中国の職人が大阪・堺に伝え、堺から京都に伝わっていきました。その後江戸時代に入ると、多くの職人による改良が重ねら

    日本の伝統的な織物、金襴とはどんなもの? - 各国のお土産事情あれこれ
  • 日本の伝統工芸品、こけしってなーに? こけしの由来 - 各国のお土産事情あれこれ

    に古くから伝統工芸品である「こけし」。多く方が一度はどこかで見かけたことがあると思います。大小さまざま、また色合いや表情などもいろいろあり、複数の「こけし」をインテリアとして部屋に飾っているという方もいるのではないでしょうか。 しかし、「こけし」がいったい何なのか、その由来や意味を知っている人は少ないと思います。 ここでは、海外でも人気の高い「こけし」の由来などについてご紹介します。 こけしが誕生したのは江戸時代の終わり頃だと言われています。 東北地方の温泉地の土産物として生まれ、湯治客が子どものために持って帰れる安価なおもちゃとして土地の木工職人が器や盆を作るかたわらで作り始めたのが、こけしの始まりであるとされています。つまり、こけしは「子どものためのお土産」だったということです。 当時の子どもたちの遊びはおままごとや人形遊びです。当時は現代のようにプラスチックやセルロイドの人形が手

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  • 各国のお土産事情あれこれ世界遺産! 和食の魅力を知ろう!

    現在、「和」は世界中から注目されています。2013年にはユネスコの無形文化遺産に登録されましたし、お寿司やてんぷらは「Sushi」「Tempura」とそのまま外国で通じるなど、「和」は世界中に広まっていると言えそうです。 世界中から注目されている「和」の人気の理由は何なのでしょうか。「和」の魅力をご紹介しましょう。 和は健康的 和の魅力のひとつに、発酵品を多く使っているというものがあります。和に欠かせない調味料である味噌も大豆を発酵させた発酵品です。発酵は麹を用いておこないます。醤油や酒、みりんなど、和づくりに使われる調味料はすべて麹を用いた発酵によって生まれる調味料です。 発酵品の魅力は健康的であるということ。栄養の吸収率を上げたり、発酵させることで材そのものに含まれる栄養素を増やしたりします。また、発酵時に発生する微生物が悪玉菌の繁殖を防ぐ効果を持っており、腐り

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  • 各国のお土産事情あれこれ千羽鶴はどうして折るの? 千羽鶴の由来を紹介

    折り鶴を千羽(たくさん)折り、糸で束ねる「千羽鶴」。クラスメイトが入院したときなどに、病気がすぐによくなるよう願いを込めて作ったことがあるという方も多いのではないでしょうか。また、部活動でいい結果が出せるようチームメイトと一緒に作ることもあるでしょうし、広島平和記念公園には平和の願いを込めてたくさんの千羽鶴が贈られています。 しかし、どうして何か願いごとをするときに「千羽鶴」を作るのでしょうか。 ここでは「千羽鶴」を折ることの意味や由来をご紹介します。 神様へのお礼として、折り鶴や鶴の絵を描いたものを神社に奉納していたものが折り鶴の由来であると言われています。また「鶴は千年 亀は万年」ということわざがあるように鶴は長寿の象徴としてもとらえられており、江戸時代には庶民の間で「折り鶴を折るたびに寿命が延びる」として折り鶴を作ることが流行したそうです。 江戸時代にも折り鶴のが出版されており、明

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  • 各国のお土産事情あれこれいろいろな効果がある! お香についてご紹介!

    香りをかぐことでリラックス効果があると言われている「お香」。いろいろな場面で活用されている「お香」ですが、実はリラックス以外にも、記憶力向上、集中力アップなど、さまざまな効果があると言われています。 今回は「お香」の歴史や、かぐことで得られるいろいろな効果についてご紹介します。 お香の歴史 お香の歴史は古く、香りを鑑賞すると言う風習は奈良時代以前からあったとされています。「日書紀」にもお香に関する記述がみられ、その頃は香木を焚いて香りを鑑賞していました。 それが平安時代に入り香料を選んで練り合わせて作るようになり、香気を楽しむ「薫物(たきもの)」、衣服に香りを焚きこんでその香りを楽しむ「移香(うつりが)」、部屋に香りをくゆらして楽しむ「空薫(そらだき)」など、いろいろなタイプのお香が見られるようになります。それが現代のお香の元になったと言われています。 また、室町時代に入ると、「香道(こ

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  • 各国のお土産事情あれこれ日本の伝統工芸! 和紙の特徴とは?

    独自の伝統的な製法で作られている「和紙」。丈夫で実用性が高く、また見た目の美しさや手触りの良さなど、魅力あふれる特徴がたくさんあります。海外からの評価も高く、埼玉県の細川紙、岐阜県の美濃紙、島根県の石州半紙の3種類の和紙が無形文化遺産に登録されるなどしています。 今回は日が世界に誇る「和紙」の特徴や魅力をご紹介しましょう。 和紙の特徴のひとつは耐久性です。その丈夫さの秘密は原料にあるとされています。 和紙の原料は楮(こうぞ)、雁皮(がんぴ)、三椏(みつまた)、麻(あさ)が主です。これら原料には紙の質を弱くする成分が含まれていないため、和紙が頑丈になると言われています。 耐久性、保存性、柔軟性、安定性が高い評価を受け、国内はもちろんのことですが、海外にある文化遺産の修復に和紙が利用されるほどです。また、奈良の正倉院には約1300年前のものと言われる和紙が残っています。和傘にも和紙が利

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