「僕が逮捕された事を知っていますか?」 村上世彰氏がN高で講義、投資と歩んだ半生語る(2/3 ページ) 父におねだりで100万円 村上氏は講義で自身の半生に触れ、「僕はそこそこ裕福な家庭に生まれ、お金をためることと商品の値札を見ることが大好きで、モノを買うことは嫌いだった」と振り返った。 「お年玉などをコツコツためて、20万円くらいまで貯金したかな。でも、もっとほしかった。投資家だった父親に『おかねちょうだい』と何度も頼んでいたら、小学校3年生の頃に『いくらほしいんだ。言ってみろ』と聞かれ、帯が付いた100万円分の札束をもらった」 当時は有価証券報告書の読み方も分からなかったが、父親にもらった100万円を元手に、「いつも食卓にあったから」という理由でサッポロビール株を2000株購入。これが“投資家デビュー”だったという。 また、村上氏が1~2歳の頃から、父親が生前贈与の一環で同氏名義の株を
