はじめに ここ最近はデザインシステムの構築や支援を行なっています。そこで、デザインシステムを作ることが目的になっていることを感じることがあります。私はデザインシステムは作ることよりも、育てていく考え方が重要だと思っているので、その考えについてお伝えします、どなたかの参考になれば幸いです。 デザインシステムとは?まずはデザインシステムそのものについてです。デザインシステムの事例から学んでみます。 GoogleのMaterial DesignGoogleのMaterial Designは「チームがより高品質なデジタル体験を各OS上で構築するためのもの」と表しています。 Material is a design system created by Google to help teams build high-quality digital experiences for Android, iO
デジタル庁では「誰一人取り残されない、人に優しいデジタル化を。」の実現を目指し、ウェブサービス・ウェブアプリケーションの使い勝手や情報の探しやすさ、アクセシビリティ等の向上に取り組んでいます。 その一環として、「デザインシステム」の構築を推進し、官民問わずすべての方が参照できる形で公開しています。よりよいデザインの普及・啓発に向けて拡充と更新を継続的に行い、あらゆる人がデジタル化の恩恵を享受できる社会に貢献します。 2024年5月30日 デザインシステムのコンテンツは専用サイト「デジタル庁デザインシステムβ版」へ移行しました 専用サイトで、ガイドラインやデザインデータ等の各アセットを案内しています。 イラストレーション・アイコン素材 行政手続きをもっとわかりやすくするために作成した素材集です。どなたでもご利用いただけます。 最近の取組2024年5月 専用サイト「デジタル庁デザインシステムβ
こんにちは。フロントエンドエンジニアのpnlyです。 こちらの記事は前後編に分かれた記事となっておりますので、前編の記事「PIXIV Design System 2021 の発表をしました(前編)」もあわせてご覧いただけるとよりお楽しみいただけると思います。 前編では、デザインシステムを作ろうとして試行錯誤したエピソード、そして出来上がった設計思想についてお話しました。そしてこの後編では、その思想をどのようにして実現したのかについて具体的な実装をご紹介します。 デザインシステムの実装 "pixiv-elements" 前回の記事で出てきました"デザインシステムの三層構造"の実装は一つのモノリポジトリで管理されています。ガイドラインの根本となる定数以外にも、その定数をより利用しやすくするためのユーティリティや型定義、CIスクリプト、Storybookなどのドキュメントなど、デザインガイドライ
メディア統括本部・技術横断室の谷です。組織横断の活動しながら、AmebaやAmebaマンガという事業に関わっています。実務としては、コード実装をメインに、UI設計やUX設計、最近ではユーザーインタビュー等のリサーチ業務をおこなっています。 この記事では私が立ち上げから2年くらいかけて関わってきたAmebaのデザインシステムについて、その全貌を解説します。 そして本日からデザインシステム「Spindle」のサイトを試験的に一般公開します。詳しくは記事後半にて。 まず前段のお話として、Amebaという事業について説明させてください。 Ameba事業の概要 Amebaはブログサービスであるアメーバブログを主としたサイバーエージェントのメディア事業の1つです。 多くの人はおそらく「アメブロ」や「ピグ」の印象が強いですが、関連事業やサービスとしてはマンガや占い、ニュースなど色々と展開をしています。
GUIにおけるアイコンとは、プロダクトを触れるユーザーに対して、機能や動作を抽象化してシンプルかつ直感的に伝達させる、文字情報に頼らない記号です。 基本的に、記号が内包する意味には受け手によって解釈の余地があるような状態であってはなりません。しかし、ユーザーに対して、シンプルに正しい意味を伝えることが出来るという前提さえ踏まえれば、それを成すスタイリングは作り手やプロダクトによって様々な表現が可能な余地が残されています。 つまり、アイコンは、記号としての機能性に加えて、装飾としての役割も抱く、プロダクトGUIにおけるスタイリング定義の標本となり得るということです。 前段 「Ameba」について 「Amebaらしい」アイコンとは何か 塗りと線のルール 「Amebaらしい」形状 「Ameba Sans」の形状分析と曲率定義 線の太さのルール 命名規則を決める Library化 リプレイス まと
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く