コンポーネント内の DOM 要素にRefオブジェクトを渡すための機能であるforwardRefと、コンポーネントにメソッドを生やす Hooks であるuseImperativeHandleについて、説明する。 どちらもRefオブジェクトやref属性を使った機能なので、それらを理解していることが前提になる。 理解が不十分な場合はまず Ref の基本を学ぶことをおすすめする。 numb86-tech.hatenablog.com この記事のコードは React のv16.10.2で動作確認している。 forwardRef forwardRefを学ぶための題材として、テキストボックスへのフォーカスを扱う。 以下のコードでは、focusボタンを押すとテキストボックスにフォーカスする。 import React, {useRef} from 'react'; const App = () => {