座った状態で、サイドテーブルの上にのった食事に向かい合う。 「待たせてごめん、じゃあ食べよ」 これで、透析は大丈夫になったけれどトオルとゴブリンに謝る。 俺のせいで、食事を食べるのを遅らせてしまった。 「いただきます……」 俺は食事に対して挨拶をする。 「「いただきます」」 ゴブリンもトオルもしっかりと挨拶をすると、食事に取り掛かっていく。 ダレンさんはメニューの内容をいつも言ってくれていたけれど、モニカは何も言ってくれていない。 一体……目の前の料理はなんなのだろうか。 メインディッシュは唐揚げっぽい何か。 それと、クリームシチューっぽい何かに肉や野菜が入っている。 唐揚げに添えられている葉物はハート型の丸みを帯びた形状。 主食らしきものは、透明のツブツブが茶碗にてんこ盛り盛り。 とりあえず、最初に口に運んだドリンクは昨日飲んだスライムと蛇のスタミナソーダだった。 「うん、うまい。うまい
![病気の身体で異世界に行ったら、剣さえ持てなかった。転移を後悔してももう遅い。病院を育てて俺は強くなる。 - 90話 ベッドの前に立つと、大きなものを取り出した。](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/84a9d51e3f35d080766745de22029590ee71d8b5/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fsbo.syosetu.com%2Fn3171fs%2Ftwitter.png)