洞窟の壁に描かれていたイノシシ その壁画が見つかったのは2017年、場所はインドネシアのスラウェシ島にある「Leang Tedongnge洞窟」の中とされている。 論文の共同執筆者であるオーストラリア・Griffith大学のMaxime Aubert氏によれば、発見したのは同大学の博士課程の学生であるBasran Burhanさんだという。彼は当時、インドネシア当局と共に、この洞窟の調査を行っていたそうだ。 その際、洞窟の壁に描かれた等身大のイノシシ「Sulawesi warty pig」の絵を発見。その後、調査が進められ、今年の1月13日に科学誌「Science Advances」において研究結果が発表された。 YouTube/Griffith University 4万5500年前に描かれたもの この壁画は大きさが136cm×54cm。暗い赤色をした土性の色素を使って描かれ、逆立った短
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