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ブックマーク / postd.cc (9)

  • 正規表現:悪い表現、いい表現、最良の表現 | POSTD

    わずかな文字がいかにしてパフォーマンスに大きな違いを生めるかというお話 正規表現は、私たち開発者がことあるごとに駆使する呪文のようなものですが、私たちはそれをどんな時も巧みに使いこなしていると言えるでしょうか。正規表現は繊細で精密な言語です。入念な慎重さで記述してやれば、ボウリングで一瞬にして完璧なストライクを取るような強力なテキストとなり得ます。 しかし、正規表現が精密さに欠ける状態で投げ出されると、さながら酔っ払いがよろよろとつまずきながらテキストの上を歩くがごとく、そのボールはぎこちなくボウリングのレーンを転がり、ピンを1つか2つ倒すだけで終わってしまうのです。 これら2つの正規表現の違いは何なのか。何がいい表現と悪い表現を分けるのか。正規表現に素晴らしい力を与えるメカニズムを、この投稿で明かしてみようと思います。効果的な表現とそうでない表現との大きな違いをきっと分かってもらえるはず

    正規表現:悪い表現、いい表現、最良の表現 | POSTD
  • 私のURLはあなたのURLとは違う : curl作者の語る、URLの仕様にまつわる苦言 | POSTD

    1996年にcurlプロジェクトの先駆けとなるhttpgetを始めたとき、私は初めてURLパーサを書きました。当時はまだ、ユニバーサルアドレスは URL : Uniform Resource Locators と呼ばれていました。その仕様は1994年にIETFによって発行されたものでした。この”URL”という用語からインスピレーションを得てツールとプロジェクトに命名したのが curl でした。 URLという用語は後に事実上、 URI : Uniform Resource Identifiers (2005年発行)に変わりましたが、「オンラインでリソースを指定する文字列のための構文と、そのリソースを得るためのプロトコル」という、基的な点は変わりませんでした。curlでは、この構文仕様RFC 3986の定義に従う”URL”を許容するとうたっていますが、それは厳密には正しくありません。その理由

    私のURLはあなたのURLとは違う : curl作者の語る、URLの仕様にまつわる苦言 | POSTD
  • 15分で分かるGTD – 仕事を成し遂げる技術の実用的ガイド | POSTD

    GTDすなわち“Getting Things Done(仕事を成し遂げる)”とは、あなたのタスクとプロジェクトを整理して管理する仕組みです。しかしその目的は、ただ“仕事を成し遂げる”だけにはとどまりません(当ならこう呼ばれるべきでした。「物事がおこるままに身を任せていたのでは全くイケてない状況に陥ってしまうことが多いので、それよりもっといい方法で物事を成し遂げる」仕組み)。このシステムの目的はあなたが100%の信頼をおいても大丈夫なように、タスクやアイデアやプロジェクトを収集するということにあります。「過去最高の発明をする」というような曖昧なものから、「8月25日にAdaに電話してチーズケーキのレシピについて話し合う」というような具体的なものまで。つまり全てです。 ごくありふれたTo-Do リスト管理のシステムとあまり変わらない印象ですか? 確かに似ている部分は多いですね。でもそれ以上の

    15分で分かるGTD – 仕事を成し遂げる技術の実用的ガイド | POSTD
  • SQLトランザクション分離 実践ガイド | POSTD

    (注:2017/10/16、いただいたフィードバックを元に翻訳を修正いたしました。) (注:2017/10/11、いただいたフィードバックを元に翻訳を修正いたしました。) データベースのドキュメントで分離レベルを目にして、軽く不安を感じつつ、あまり考えないようにしたことはないでしょうか。トランザクションの日常の使用例できちんと分離について言及しているものはほとんどありません。多くはデータベースの初期設定の分離レベルを利用しており、後は運頼みです。しかし、来、理解しておくべき基的なトピックであり、いくらか時間を投入してこのガイドの内容を学習すれば、もっと快適に作業できるようになるでしょう。 私はこの記事の情報を学術論文、PostgreSQLドキュメンテーションから集めました。分離レベルの 何たる かだけでなく、適用の正確さを保持しつつ最大速度で使うにはいつ使うべきか、という疑問に答えるべ

    SQLトランザクション分離 実践ガイド | POSTD
  • 初心者のためのSQLガイド???? : SQLを直感的に理解しよう | POSTD

    SELECT * WHERE a=b FROM c ? それとも SELECT WHERE a=b FROM c ON * ? もしあなたが私のようなプログラマだったら、SQLは、初めは優しく見える言語の1 つかもしれません(ただ単に普通の英語通り読めばいいですから)。ですが、何かしらの理由で、なんてことのないクエリにもいちいち正しいシンタックスをググらなければいけないでしょう。 いずれJOINにAGGREGTATION、サブクエリにたどり着くでしょうが、読んだとしてもさっぱりでしょう。例えば次のような感じです。 SELECT members.firstname || ' ' || members.lastname AS "Full Name" FROM borrowings JOIN members ON members.memberid=borrowings.memberid JOIN

    初心者のためのSQLガイド???? : SQLを直感的に理解しよう | POSTD
  • 2016年、C言語はどう書くべきか (前編) | POSTD

    (訳注:2016/3/2、いただいた翻訳フィードバックをもとに記事を修正いたしました。) (訳注:著者のMattより、「文中で明言はしていないが、この記事の内容はx86-64 Unix/Linux/POSIXでアプリケーションをプログラミングする場合にフォーカスしている。他のプログラミング領域では、対象とするシステムに応じた(例: 8-bitの組み込みシステム、10年前のコンパイラ、多くの異なるCPUアーキテクチャで動く必要のあるアプリケーション、Win/Linuxでのビルド互換性など)特有のアドバイスが必要」との補足を頂いております。) 以下の文章は2015年の始めに書いたドラフトで、今まで公開していませんでした。私のドラフト用フォルダの中で誰の目も引かなかったため、大部分が書いた時のままです。公開するにあたり、単純に2015年を2016年に変更しました。 必要な修正、改善、苦情があり

    2016年、C言語はどう書くべきか (前編) | POSTD
  • 高速なWebサーバアプリケーションを構築するための6つの経験則 | POSTD

    この記事では、Webアプリケーション(特にバックエンド部分)を構築するときにハイレベルなパフォーマンスを達成しようとするなら考慮するべき、最も一般的な原則のいくつかを取り上げたいと思います。私は、自分自身の経験から、主にPHPの世界で使われるいくつかの例、設計パターン、慣例やツールについて書きますが、ここで説明する概念は、どんな言語やフレームワークにも必ず当てはまると思います。 手短に言うと、基ルールは次の6つです。 ルール1 . 時期尚早な最適化を回避する ルール2 . 最小限の作業で問題を解決する ルール3 . 今すぐやらなくてもいい作業は延期する ルール4 . 使えるときはキャッシュを使う ルール5 . リレーショナルデータベースのN+1問題を理解し、回避する ルール6 . 可能ならアプリケーションに水平スケーラビリティをもたせる ルール1: 時期尚早な最適化を回避する Donal

    高速なWebサーバアプリケーションを構築するための6つの経験則 | POSTD
  • Linux ワークステーションのためのセキュリティチェックリスト | POSTD

    対象読者 これは、プロジェクトITインフラへのアクセスや管理でLinux ワークステーションを使用しているシステム管理者向けの資料です。 システム管理者が遠隔から管理をしている場合は、ワークステーションが主要なセキュリティ条件を満たしていることを確認することで、ITインフラ全体へのサイバー攻撃の進入経路となることを防ぐことができます。その際、ここに書いたガイドラインを参考にしてください。 システム管理者が遠く離れた場所にいない場合でも、携帯可能なノートパソコンを使用している可能性や緊急対応用に自宅から会社のネットワークにアクセスできるよう設定している可能性があります。いずれの場合でも、環境に合ったガイドラインの適用をお勧めします。 制約事項 これは、「ワークステーションの強化」を徹底した資料とは言えません。しかし、これが明白なセキュリティ上のエラーを起こすのを回避できる基的ガイドとなれ

    Linux ワークステーションのためのセキュリティチェックリスト | POSTD
  • リレーショナルデータベースの仕組み (1/3) | POSTD

    リレーショナルデータベースが話題に挙がるとき、私は何かが足りないと思わずにはいられません。データベースはあらゆるところで使われており、その種類も、小規模で便利なSQLiteからパワフルなTeradataまで様々です。しかし、それがどういう仕組みで機能しているかを説明したものとなると、その数はごくわずかではないでしょうか。例えば「リレーショナルデータベース 仕組み」などで検索してみてください。ヒット数の少なさを実感できると思います。さらにそれらの記事は短いものがほとんどです。逆に、近年流行している技術(ビッグデータ、NoSQLJavaScriptなど)を検索した場合、それらの機能を詳しく説明した記事はたくさん見つかると思います。 リレーショナルデータベースは、もはや大学の授業や研究論文、専門書などでしか扱われないような古くて退屈な技術なのでしょうか? 私は開発者として、理解していないものを

    リレーショナルデータベースの仕組み (1/3) | POSTD
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