Katoです。 第5回までで、AWSとのソフトウェアVPN接続を確立しました。 AWSではNICのプロミスキャスモードが使えないということ、それ故に複数のSoftEther VPN Serverを拠点間接続することができないということは序盤で説明した通りです。 この制約はソフトウェアVPNにとって天敵とも言えるのですが、そんな状況下でも多数のVPN接続を確立して複雑なネットワークや高負荷な状況を考慮することは可能なのでしょうか。 今回はVPN接続数を増やすためにどう対応すべきか、考えてみましょう。 本来であれば… 本来であれば:つまりオンプレであればの話ですが、ソフトウェアVPNを用いてサーバ:クライアント=1:膨大の接続を確立する場合の負荷対策として、例えば次のようなアプローチを試みます。 もちろんAWSはオンプレではありませんので、オンプレでの常識が全て通用するとは言えません。 しかし