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ブックマーク / kazenotori.hatenablog.com (12)

  • 『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』がそんなにネタまみれなわけがない - WINDBIRD::ライトノベルブログ

    巷で話題の『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』。とても面白かったです。表紙のイラストがまた素晴らしいですね。 俺の妹がこんなに可愛いわけがない (電撃文庫) 作者: 伏見つかさ,かんざきひろ出版社/メーカー: アスキーメディアワークス発売日: 2008/08/10メディア: 文庫購入: 31人 クリック: 1,322回この商品を含むブログ (478件) を見る さて、話題になっているのは喜ばしいことなんですけど、その取り上げられ方が少しズレているような気がしました。 「このままじゃいけないって……何度も止めようって、思った。でもどうしてもやめられなくて……だってね、ブラウザ立ち上げると、はてなアンテナに登録してあるニュースサイトが毎日あたしに新たな情報を伝えて、色々買わせようとしてくるんだよ? ……うう、かーずSPとアキバBlogめ……」 この一文が引用されまくっているために、未読者からは

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  • 書店に言いたい文句をまとめてみる - WINDBIRD::ライトノベルブログ

    以前にも同じようなことを書いた記憶があるけど。 大量のをレジに出すと、書店員さんがめちゃくちゃ焦って、カバーをつける作業がすごい雑になる。 → こういう場合はどうしたらいいんでしょう。「私は(他の客より)後でもいいですよ」って申し出たほうが書店員さんとしても嬉しいですか? 5冊買ったのを袋に入れずに輪ゴムでまとめるだけ。 → ありえない。こっちが鞄をもっていないことくらい見れば分かるだろうに。せめて「袋に入れますか?」くらいは聞いてほしいです。 ライトノベルに限定した話だけど、何ヶ月も前の新刊を平積みする。 → 新刊かと思って買っちゃうじゃないですか。もしかしてそれが狙いですか? 小さい袋に無理やりに詰める。 → が曲がります。 シュリンク破るときにぐにゃぐにゃを曲げる。 → そんなにしないと破れないんですかアレ? 迷路みたいに棚が入り組んでる。 → あれはいったいなんなんでしょう?

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  • 小説の中に広告を埋め込むことはできるのか? - WINDBIRD::ライトノベルブログ

    小説版YouTubeはいつ現れる? 現在、『YouTube』の出現により、多くの映像コンテンツが無料で閲覧できる状況にある。来はお金を出さないと見られない映像を閲覧できるYouTubeはまさに犯罪的革命的な存在だろう。 そしてYouTubeの出現は、映像コンテンツが正式に無料で提供される可能性があることをも示している。もちろん法律で無理やり抑制されるかもしれない。しかし、世の中が「コンテンツは無料」という方向に流れているのは確かだ。YouTubeの存在が認められれば、音楽版YouTube、ゲーム版YouTube、漫画版YouTubeの出現もありえないわけではない。あらゆるコンテンツが無料で提供されるようになるかもしれない…というのは楽観的に過ぎるだろうか。 一方、小説というのはおそらく最もデジタル化が難しいコンテンツであり、それだけに世の中の流れからは取り残されている。それは幸なのか不幸

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  • 銀盤カレイドスコープの最新刊のあとがきがすごい

    なんか銀盤カレイドスコープの最新刊のあとがきがすごいとの話を聞いたので、あとがきだけ先に見てしまいました。 以下、引用。 昨年の12月24日。クリスマス・イブ。 フィギュアスケートの全日選手権が、五輪代表権を懸けての大熱戦が行われていた同じ日の深夜、とあるスケートアニメの最終回がオンエアされました。といっても当方、途中までしか見ていないのでラストがどうなったのかは知りませんが。 ただあの日、日中で織田信成さんの次に不幸だったのは私かもしれないと気で思いました。 以上―― 先日もおとボク関連で原作者がキレてましたが、今回のこれはある意味さらに凄まじい。というのも、この文章はネットに公開されたものではなく、小説のあとがきとして載っているものだからです。つまり、この文章は編集部のチェックを通っているはずなのです。アニメのDVDが7月26日に発売される*1というのに、アラン・スミシーさんに対

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  • 天才美少女の描き方 実践編 - WINDBIRD::ライトノベルブログ

    前回のエントリは焦点が拡散してしまい、「結局どうやって描くんだよ」的な突っ込みもありましたので、今回は具体的にどのように「天才」が描かれているかを分析してみたいと思います。ただし今回もわりと適当です。 真賀田四季の場合 「難解な計算を一瞬で解かせる」を突き詰めると、「ところどころ飛躍している超論理的思考を高速で行う」とかになるのでしょう。特に森博嗣の場合、「並列処理することで高速な思考を実現している人物=天才」と定義して描いているような気がします。つまり曖昧な「天才性」を描くのではなく、とりあえず自分の理解できる範囲の「天才性」に落とし込んでいるような感じ。ていうかぶっちゃけ、森作品ってポエムばっかりでよくわかんないですよね! 森博嗣関係のブログをキーワード「天才」で検索したら面白いかもしれませんね。とりあえず「レーシック| 安心・安全な手術で視力回復」を検索してみたところ、 アイスクリー

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  • ウィンドバード::Recreation - 涼宮ハルヒのドーナツ

    まず、物語に登場するキャラクターを「干渉者」と「観察者」という二つに分類して、それを図に描いてみます。 たとえばミステリにあてはめると、こうなります。 赤い●が干渉者、青い●が観察者。そしてそれを囲む大きな○がキャラクターの階層、黄色い部分が「物語の起こる範囲」というふうになります。 つまり。 中心の赤●は探偵さん。彼らは積極的に「事件」(=黄色い部分)に干渉する「干渉者」。その隣の青●は助手さん。事件を観察してメモったりしている「観察者」。その二つの●の周りにある●は事件の関係者で、そのうちの一つが「干渉者」、つまり犯人さんです。 さて題。 上のモデルを『涼宮ハルヒ』シリーズの『憂以外』に当てはめてみます。 中心の周りにある4つの赤●は、キョンと長門と古泉とみくる。さらにその周りの●のうち、青いものが喜緑さんとか森さんとかみくる(大)とかの「穏健派」の人たち。まあ、みくる(大)とかは

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  • ウィンドバード::Recreation - なぜ『涼宮ハルヒの消失』は傑作なのか

    http://d.hatena.ne.jp/kazenotori/20060526/1148570661の続きみたいなエントリ。だから、前のエントリを読んでから、このエントリを読んでほしいな。強制はしないけどね。あと、当然ながらネタバレ全開ですよ。 前回のエントリで言いたかったことを一言にすれば「ハルヒを分析するんじゃなくてキョンを分析しようぜ」ということだったのだけども。そういうわけで、『涼宮ハルヒ』シリーズの主人公・キョンの話。 キョンは何者か。これも一言にできる。「物語に入った読者」だ。 『涼宮ハルヒの憂』の冒頭にあるように、キョン=読者の思考というのはこういうものだ。「物語の中に入りたい。しかし、主役にはなるのは怖い」。たとえばそれは、「三国志の英雄たちの中で誰になりたい?」と問われて「諸葛孔明!」と答える心理だ。戦場で戦うのは怖いので、安全なところから戦いを観察していたい……と

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  • ウィンドバード::Recreation - あなたがライトノベルを読むべき10の理由

    元ネタ http://d.hatena.ne.jp/ogijun/20060313/p1 前口上 もともとこのエントリを書こうと思い立ったのは、はてなは「〜〜べき10の理由」だらけ、というid:ogijunさんや他のブロガーのエントリに刺激されたからだったりするんだけど以下略 ライトノベル小説である 小説の、えーと、10世紀くらいの歴史がはぐくんできた膨大な蓄積をライトノベルも同様に備えているということだ。*1 ライトノベルは安全(secure)である ライトノベルはえらい評論家先生から批判されにくい。 ライトノベルは最高の執筆環境である 漫画なら10週で打ち切られて1巻までしか出ないが、 ライトノベルではいちおう3巻までは出してもらえる。 ライトノベルは最高のワナビ育成環境である 「この程度の小説なら俺にだって書けるな」 今年の電撃文庫の新人賞には3022作品もの応募がありました。

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  • ウィンドバード::Recreation - ライトノベルを読まない人はライトノベルをどう思っているか?

    こんなんやりました。 question:1146919550 最後の最後で失敗しましたけど、 はてなが悪いと思うので、全部はてなのせいにしておきます。 ちくしょう、はてなめ! まとめると、 ライトノベルに対する印象 オタクっぽい 中毒性が高いっぽい どれも同じっぽい 大人が買うには恥ずかしい アニメや漫画小説化したもの 表現に深みがない 心になにも引っかからない イラスト小説を純粋に読む妨げになるっぽい 電撃や富士見といったライトノベルレーベルから出ている小説 当たり外れが大きい 「ライトノベルが良い」という価値観を読書という行為の中に見いだす事の出来る同時代性 分量がヘビー 中身がない 中学生から高校生あたりの中二病患者の読むもの 脳天気 中二病特有の狭い世界観で悲劇を語ることが多い 無駄にカッコつけてる 展開がご都合主義すぎる 特定のジャンルに偏っていない 若者向け アニメ風の挿絵

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  • 電撃文庫の戦略について推測してみる - WINDBIRD::ライトノベルブログ

    ↓あたりのコメント欄など、 http://d.hatena.ne.jp/kazenotori/20060426/1146034740#c1146585174 各所の意見などを読むに、やはり電撃の売上げの一因には"目立つ装丁"というのがあるんだろうと思わざるを得ないのですが。 電撃文庫の特徴を簡単にまとめるとこんな感じです。 多様なラインナップ 新人は最初のうちにバーっと出す(いわゆる加速装置) シリーズ打ち切りの見極めと、新シリーズへの切り替えの上手さ 電撃組による効率的な販売網 目立つ装丁 しかし、もう一つ思うことが。 電撃文庫って厚くないですか? 川上稔の例を出すまでもなく、ほとんどの作品は300P越えで、400P越えだって結構な数あるわけです。一方、他レーベルは……MFJやSD、ファミ通、富士ミスあたりは250前後が相場で、厚いものでも300Pを越えたあたりじゃないでしょうか。富士見

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  • 『涼宮ハルヒの憤慨』の感慨 - WINDBIRD::ライトノベルブログ

    http://d.hatena.ne.jp/giolum/20060428#1146152186 いや、これはライトノベル読者の間でちょっとした話題になると思います。 とのことなので、ちょっとした話題にしてみんとす。 これから書くのは長門の作中作の分析だ。あえて何も言うまいと思っていたが、別に言わないでもないことなので、あえて言ってみようと思う。めがっさネタバレしてるので、『憤慨』を読んでない人はあんまり見ちゃだめにょろよ。 この作中作内では、時間の概念はきわめて希薄なものとされている。 無題1に登場する少女はみくるであると示唆されているが、彼女が「長門有希」である前の名前のない長門と出会っていることからも、作中作内の「時間」が、キョンたちの世界の「時間」の概念ではなく、情報統合思念体や未来人たちの「時間」の概念であることが強調されている。 無題2は、情報統合思念体から長門が独立してSOS

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  • 2006-02-24

    ライトノベルリングに登録していないサイトはたくさんあるし、まだまだ知られていないサイトも山程ある気がします。「読書度:ネタ度」なんて単純なものではそのサイトの特徴を完全に表すことはできないに決まってますしね。 とりあえず、感想系で有名なところは「好きなら、言っちゃえ!! 告白しちゃえ!!」とか「maijar.org」でしょうか。ニュース系はとりあえず「CAXの日記」と「REVの日記 @はてな」をチェックしておけば安心、みたいなイメージがありますが。そこらへんを抑えておきつつ、個人の趣向に沿ったサイトをいくつか選んでおくのがベスト――って感じ? ぶっちゃけよくわかりません。 俺も新参者だし、なおかつ周囲とコミュニケーションを取らないできたからなぁ。そこらへんの事情に明るい人が各サイトの特徴をまとめてくれたらいいんですが。…なかなかそうはいかないか。変な軋轢とか生みそうだし。 一つ前のエントリ

    2006-02-24
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