研究:認知脳科学 著書:朝日文庫『脳の謎を解く1,2』共著ほか 研究室ホームページ:http://www.brain.riken.go.jp/labs/cbms/ ○認知脳科学の研究者、松元健二さんにお話を伺います。 8回連続。(編集部) CONTENTS
前頭連合野の中の領域ごとに異なる機能を発見 -規則の主観的価値の素早い変更など、複数の機能要素に分解- ポイント 規則の記憶の一時的保持や主観的価値の素早い変更などの機能が、異なる領域に存在 一時的に保持した規則の記憶を能動的に参照するなど、知られざる要素が存在 前頭連合野の機能障害の疾病メカニズム解明に手掛かり 要旨 独立行政法人理化学研究所(野依良治理事長)は、脳の前部に位置する前頭連合野の外側部、腹側部、内側部などの領域における機能の違いを、世界で初めて明らかにしました。前頭連合野の中で、例えば主溝領域※1(外側部)は状況に最も適合した行動規則を作業記憶(ワーキングメモリー)に保持し、眼窩皮質領域※2(腹側部)は報酬経験に基づいて規則の主観的価値を素早く高め、前帯状溝領域※3(内側部)は規則の作業記憶を行為決定のために能動的に参照し、課題遂行を助けていることが分かりました。これは、脳
血液型や生年月日などで性格判断をするようなことがありますが、脳の形状によってどのような性格になるのか分類することもできるそうです。脳の特定領域の大小によっていくつかの性格に分けることができるそうですが、まだ研究中でなぜそのような性格になるかということはまだわかっていないとのこと。 もし、研究によって詳細なことがわかれば、生まれた子供が将来的にどのような性格になるのか事前にわかるようになるかもしれません。 詳細は以下より。 How the shape of your brain shows what kind of personality you have | Mail Online イギリスにあるハル大学のAnnalena Venneri教授によると、85人の脳の形状と性格の関連性を調べてみたところ、脳の形状によって「新しいものを追い求める性格」「害を回避しようとする性格」「報酬に依存する
「意思決定」のことを勉強したいとき、何から手をつけたら良いか難しい選択に迫られる。 専門家に聞いても、おそらく違う答えが返ってくるか、「どんな意思決定に興味がある?」と逆に質問されそうな気もする。 「意思決定」の研究はどんどん広く・深くなっている。 この1年以内に、複数の雑誌で意思決定に関する特集が組まれている。基本的には「神経科学」という視点で考えているので、他にも特集があるかもしれない。 確認できる範囲では、Science、Nature Neuroscience、そしてJournal of Neuroscienceの特集。今回は、Journal of Neuroscienceの2007年8月1日号の特集をごく簡単にまとめてみる。(ちなみに、掲載から半年以上たっているので、論文はすべてPDFでダウンロード可) --- この特集はいわゆるvalue-based decision(定義は以下
連絡先tainoueyamaguchi-u.ac.jp 研究者番号 80513225ORCID ID https://orcid.org/0000-0001-5870-2935J-GLOBAL ID201101044874191985Researcher IDG-2491-2015researchmap会員IDB000001277 外部リンク 主に生体医工学と脳神経外科領域における研究を行っています。 私の研究は、特に脳冷却と多機能センシングのメカニズムに焦点を当てています。これらのテクノロジーは、てんかんや脳障害などの治療において、画期的な進展をもたらす可能性があります。 また、生体内へのインプラントデバイス全般にも関心を持っています。これにより、より効率的かつ効果的な治療法を開発することを目指しています。 最新の科学的知見だけでなく、旧来の技術や方法論も大事にし、幅広い視点とバランス感
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