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ブックマーク / note.com/eichan_sh (8)

  • 全世界は清朝末期 2.0 に入った|上海在住のえいちゃん

    この文章は「全世界は清朝末期 2.0 に入った(全球正陷入晚清时代2.0版)」という文章の翻訳です。 作者のペンネームは邓曦泽、名は邓勇。四川大学の教授です。 アインシュタインの「人類への皮肉」から始めようアインシュタインがこう皮肉ったと言われる この世で無限なものは二つある。それは宇宙と人間の愚かさだ。ただ、宇宙については確信がないんだ この言葉の出典は未確認だが、ここでは便宜的に借用する 「愚かさ」とは何か? 人間関係における利害関係を軸にすれば、感情的にではなく理性的に理解できる 最も愚かな行為とは次の二つである 他人を害し、自分も害する 他人にも自分にも利益をもたらすことを拒む かなり愚かな行為は次の二つである 他人を害しても、自分に利益がない 他人を助けても自分に損はないのに、それを拒む それに比べれば「他人を害して自分だけが得をする」ことは、愚かではなく単に利己的・貪欲にす

    全世界は清朝末期 2.0 に入った|上海在住のえいちゃん
  • 「ラブブ」バブルの栄光と崩壊|上海在住のえいちゃん

    ポップマートの株価は15日の香港市場で一時約9%急落し、4月以来の大幅な下げを記録した。JPモルガン・チェースは材料不足と魅力的ではないバリュエーションを理由に同社の株式投資判断を引き下げた。それでも、ポップマートの株価は年初来で180%超値上がりしており、依然としてハンセン指数のトップ銘柄だ。 ニュースより抜粋このポップマートという企業は、「ラブブ」というIPによって急速に業績を伸ばしてきた会社です。では、なぜこの企業はここまで勢いを得ることができたのでしょう。そして今、なぜその勢いを失ってしまったのでしょうか。 稿では、このニュースの背景にある、中国発のキャラクター「ラブブ」をめぐるバブル崩壊とも言える現象について解説します。ラブブはなぜ流行し、どのようにバブルを形成し、そしてなぜ弾けてしまったのか。その原因を探ります。 最初に、中国でのポップマートと「ラブブ」の熱狂を理解するため、

    「ラブブ」バブルの栄光と崩壊|上海在住のえいちゃん
  • 中国“辛さ分布”の裏にある歴史と経済格差|上海在住のえいちゃん

    中国は広大な国土を持ち、その地域差は気候や方言だけでなく、文化にも色濃く表れています。なかでも「辛さ」の好みは、地域ごとに大きく異なる特徴の一つです。 中国の辛さMAPこれは中国各地の辛さMAPです。 无辣区🟩=日と同じ 微辣区🟧=普通がピリ辛 中辣区🩷=普通が辛い 重辣区🟥=普通が激辛 地獄辣🟫=普通がヤバい私の経験上、重辣区(普通が激辛)以上の場所で微辣(ピリ辛)を頼んで失敗したことが多いです。 このように、中国でも一般的に沿海部は辛くありません。 しかし、少し内陸部の江西省・湖南省が地獄辛、更に内陸の湖北省・重慶・貴州・四川省が重辛になっています。 なぜこのような分布になっているのでしょうか。 この記事では地域による辛さの違いを、気候・歴史・経済的要因から整理して解説します。そして最後に各地の辛さ文化を紹介します。 気候がもたらす辛さの役割一般的によく言われるのが気候説

    中国“辛さ分布”の裏にある歴史と経済格差|上海在住のえいちゃん
  • 無敵の人が生まれる中国社会の現場|上海在住のえいちゃん

    先日、湖南省の小学校近くで男が子どもに切りつけた事件が発生しました。 香港メディアなどによりますと、3日午後、湖南省にある小学校の校門付近で、男が刃物で近くにいた人を次々と切りつけました。 ニュース記事よりこのように、いま中国では「無敵の人」による無差別殺傷事件が多く発生しています。なぜ、こんなに多くの「無敵の人」が発生するのでしょうか。当然のことながら個別の事件の動機は様々です。 しかし、無差別殺傷事件に至らずとも、類似した事例を見ることで、その社会的背景をうかがい知ることができます。 今回の記事では、なぜ中国で「無敵の人」が生まれているのか。 切り口となるかもしれない3つのストーリーを紹介します。 最初は2025年6月に蜜雪冰城(MIXUE)というチェーンのあるお店が話題になったことの解説です。 蜜雪冰城(MIXUE)店員の「崩壊動画」“低価格神話”の裏側で、誰が泣いているのか6月3日

    無敵の人が生まれる中国社会の現場|上海在住のえいちゃん
  • スラム化する高層マンション:中国タワマン神話の終焉|上海在住のえいちゃん

    この記事は“中国、脱「超高層ビル」都市開発で方針転換”というニュースの解説です。 【北京共同】中国の習近平指導部は共産党・政府の高官が都市開発について議論する「中央都市工作会議」を北京で10年ぶりに開き「超高層ビルの建設を厳格に制限する」方針を示した。急速に経済発展した中国は高層ビルの建設を世界と競ったが、必要性への疑問や安全面の懸念が噴出。不動産不況を経て方針転換を明確にした。 中国、脱「超高層ビル」 都市開発で方針転換この方針変換の裏側には「高層マンションはいずれスラム街となるだろう」という予測があります。 中国では急激な経済発展のもとで都市化と不動産開発が加速、20階建て以上のタワーマンションの建築ラッシュが発生しました。 しかし、こうした高層住宅が将来的に「都市型スラム」へと変貌する可能性が指摘されています。 2019年の「予言」以下は2019年に発表された、スラム化する高層マンシ

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  • 幸福とは何か:中国ディストピア漫画で知る底辺層のリアル|上海在住のえいちゃん

    今回、紹介する作品は中国という巨大な国の中でも最底辺で暮らしている人々の視点から描かれた物語、中等専門学校の鼠の大冒険(中专鼠鼠大冒险)です。 この記事は華やかな経済成長やテクノロジーとは対照的な「影の部分」に光を当てます。かなりダークな表現が多いので苦手な方はご注意ください。 この作品を通じ中国社会の過酷さと、ここで生きる人たちの強さ、そして幸福とは何かを感じ取っていただければ幸いです。 *7/6 22:00 ページ(3,4)を追加しました 中等専門学校とは前提となる知識の解説です。中国は大学入試試験(高考)が有名ですが、実はその前に高校入試試験(中考)があります。 中等専門学校とは日でいう専修学校のような存在です。場所によって異なりますが、上海では高校受験で成績の下位20%が行く学校の一つとされています。ここで学生は職業の技術を学び、卒業したあとは、すぐに就職することが多いです。 中

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  • ”中国アゲ×日本サゲ”を信じたい若者たち : 中国版「めいろま」を通してみる若年層ネトウヨ思考|上海在住のえいちゃん

    この記事では中国のインフルエンサー「孤烟暮蝉」を紹介し、そこから見えてくる若年層ネトウヨの思考を解説します。「孤烟暮蝉」が「めいろま」氏とよく似た特徴を持っていることからタイトルに引用しましたが、記事には「めいろま」氏に対する批判や、否定的な意図は一切ありません。 「孤烟暮蝉」とは何か人物紹介孤烟暮蝉とは舒畅という人物のアカウントで、いわゆる中国のネット空間における大V (インフルエンサー) としての役割を果たしています。大Vは中国のネット空間において公的機関の代弁人である役割を果たしており、孤烟暮蝉もそのうちの一つとされています。 中国ネット空間の図示。左上に孤烟暮蝉がある 著作も出しており「你是一个中国人(あなたは一人の中国人)」や、「你的青春属于中国(あなたの青春は中国にある)」といった作品が代表とされています。2021年には広東省ネット文化宣伝大使に任命され、中国におけるネット文

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  • 耳飾りから見える疑惑。なぜ自撮り写真が炎上したのか|上海在住のえいちゃん

    *5月19日に最新の情報を追記しました この記事では、たった一枚の自撮り写真から大騒動に発展している中国のネットを通じて見えてくる、中国社会の構造と特徴について解説しています。 騒動のあらまし:なぜ自撮り写真が炎上したのか騒動のきっかけは中国SNS(小红书)に投稿された一枚の写真でした。 この写真の投稿者は黄杨钿甜という、2017年にデビューした若手女優です。彼女は2025年5月11日、彼女の18歳の誕生日にこの自撮り写真を投稿しました。そして今やこの投稿から中国全土の大騒動に発展しています。なぜたった一枚の写真がここまで炎上したのでしょうか。 起点は、この写真に写っている母の物だとされたイヤリングでした。このイヤリングはグラフ (GRAFF)の2013年モデルに酷似しており、発売当初の価格は230万元(約4600万円)、中古でも115万元(約2300万円)という価値のものです。 黄杨钿甜

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