コントラファゴットは、木管楽器の一つで、ファゴット同様、上下に組み合わされた2枚のリードによって音を出すダブルリード(複簧)式の管楽器である。 コントラバスーン、ダブルバスーンともいう[1]。 コントラファゴットは、ファゴットの倍の管長を持ち、1オクターブ低い音を出し、一般的にオーケストラ、吹奏楽で使用される木管楽器の中で最も低い音が出すことができ、最低音を補強させる木管楽器である。弦楽器ではコントラバスや5弦ベース、金管楽器ではB♭管チューバに相当する音域で、パイプオルガンの重低音のように深くてより豊かな響きを持つ。管長は6メートル近くに及ぶため、4回管を折り曲げている。重いため、ストラップではなくエンドピンで楽器を支えることが多く、指と首(あるいは肩)の負担を軽減するためにこれらを併用する場合もある。全長は当項目の写真のようにベルが楽器の中ほどにあるもので約140cmあり、ベルが上部に