ネットブックの出現で最も驚かされていることの1つは、ネットブックの制約にハードウェアを適合させることよりも、主流のOSやアプリケーションを適合させることのほうが重要になってきた点だ。これまでの世代のネットブックでは、「Windows Vista」といったOSは要求される基準を満たさなかった。その結果、現時点で購入できるネットブックのほとんどは、「Windows XP」かLinuxのディストリビューションで動作している。 10月下旬にリリースされる「Windows 7」は、これまでのVistaに比べて無駄を削り巧みに動くようになっており(USBメモリ版もあり得る)、これによって状況が変わるのは間違いないが、Microsoftがつまずいたことで、ほかのOSが参入し空隙を埋める機会が広がっている。多くの消費者にとって、小型のマシンでより簡単にインストールでき使用できるOSの選択肢が増えている。
![ソーシャルOS「Jolicloud」をプレビュー--ネットブック向けOSの魅力と課題](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/6d11bc1b0344b43b7cc10e9b499293472318f396/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fjapan.cnet.com%2Fstorage%2F2010%2F12%2F12%2Fb161a937e64a51df3ebf256d8ff51489%2Fstory_media%2F20398460%2F081409_netbooks.jpg)