2021年11月19日のブックマーク (3件)

  • 第3章 日記 | あの人の直筆

    第3章 日記関東大震災 大正12(1923)年9月1日に関東地方南部を震度7の大地震が襲った。この日の記録を、各々立場と居場所が異なる2人の日記の記述にみる。 永田秀次郎(ながた ひでじろう) 1876-1943 大正・昭和期の官僚、政治家。三重県知事、貴族院議員などを経て、東京市長を務め、関東大震災からの復興に尽力した。のちに、拓務大臣、鉄道大臣を歴任した。若いころから俳句に親しみ、青嵐の俳号を持つ。演説も巧みでラジオ放送が開始されると度々登場した。 122 永田秀次郎手帳 大正12(1923)年9月1日【永田秀次郎・亮一関係文書1430】 震災当時、東京市長に在任中だった永田秀次郎の手帳。水道管や貯水池など、インフラの被災状況に関する事務的記述のみがみられ、当事者としての緊迫感がある。 斎藤実(さいとう まこと) 1858-1936 明治から昭和期の海軍軍人、政治家。第30代内閣総理大

  • アジャイル開発の外部委託が「偽装請負」だと疑われないためにすべきこと、厚労省が公表した疑義応答集を読み解く(前編)。Agile Japan 2021

    アジャイル開発の外部委託が「偽装請負」だと疑われないためにすべきこと、厚労省が公表した疑義応答集を読み解く(前編)。Agile Japan 2021 アジャイル開発において開発担当者を外部のベンダに依頼した場合、必然的に発注側の企業とベンダ側の開発者が1つのチームとなり密なコミュニケーションを行います。 すると、発注側の企業がベンダの開発者の業務遂行に対して具体的な指示を行う、いわゆる「偽装請負」とみなされる可能性があるのではないか? という疑義が以前から呈されていました。 この疑義に対して、どのように対処すれば偽装請負と見なされないか、その指針が今年9月に厚生労働省から「労働者派遣事業と請負により行われる事業との区分に関する基準(37号告示)関係疑義応答集」として公表されています。 オンラインで11月8日に開催されたイベント「Agile Japan 2021 Day 0」では、この疑義応

    アジャイル開発の外部委託が「偽装請負」だと疑われないためにすべきこと、厚労省が公表した疑義応答集を読み解く(前編)。Agile Japan 2021
  • 「多様性の統一」が選挙でうまくいかない理由

    直近の選挙では、共産党が盛んに「多様性の統一」と言う言葉を用いていた。この言葉はおそらくUnity in diversityの訳語として想定している。Unity in diversityは、政治の文脈では、独立した集団を形成してもおかしくない様々な文化や個性を持った人たちが1つの社会、ないしは政治体制を作る、といった意味合いで用いられている。 共産党が今回この言葉を用いたのは、概ね「野党共闘」に対応して、様々な異論があってもまとまってが1つの政党に投票しましょうと言う呼びかけに近い形であった。 ASEAN(東南アジア諸国連合)の標語に、「ユニティー・イン・ダイバーシティー」というのがある。多様性の統一ということです。これが一番強いと思う。自公には多様性がない。こっちは多様性で行きましょう。多様性の統一、「ユニティー・イン・ダイバーシティー」で新しい政治をつくろうではありませんか。 多様性の

    「多様性の統一」が選挙でうまくいかない理由