インドネシア・スマトラ島のバンダアチェ(Banda Aceh)に送り返されるガルーダ航空機内で死亡したスマトラトラ(2012年10月3日撮影)。(c)AFP/CHAIDEER MAHYUDDIN 【10月5日 AFP】インドネシア国営ガルーダ航空(Garuda Indonesia)の旅客機で同国スマトラ(Sumatra)島からジャワ(Java)島の保護センターへ移送されていた希少種のスマトラトラが、臭いとの乗客の苦情を受けて経由地から送り返され、途中で死んでいたことが分かった。 この8歳の雄のスマトラトラは、2010年にアチェ(Aceh)州で保護された個体。野生保護当局のアファン・アブソリー(Afan Absory)氏によると他の動物とともに2日、スマトラ島北部のバンダアチェ(Banda Aceh)からジャワ島にある保護センターへ空路移送された。ところが、乗客から不快な臭いがするとの苦情を