みずからのルーツである歌謡曲のカヴァー集で得た艶やかな手応えを男の美学へと昇華した、〈バック・トゥ・メロウ〉な粋物語! 「最初の3年は、ロック・バンドあがりの奴がソロになってどういうスタイルでやっていくのか?──っていうところを常に考えていたというか、かつてのバンドと自分の距離感にちょっと悩んでましたね。バンドを解散してからは海外のシンガー・ソングライター、それもマイケル・マクドナルドとかスティーヴ・ウィンウッドとか、バンド出身の人たちの音楽を聴きながら何かしらのヒントを探りつつ、おぼろげながらもAOR系の感じで行きたいなっていうイメージで進んでいって。それでまあ、オリジナル・アルバムを3枚作って、ライヴの見せ方とかも変わり、ツアー・メンバーとの密なコミュニケーションのなかで多くのことを学んで……っていうところで、さらにグッと歌謡曲なりポップスなりに近づきたいなって出したのがこのあいだのカ
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