ノルウェーに拠点を置くシンガーソングライターのオーロラが、約2年半ぶり3作目となるアルバム『ザ・ゴッズ・ウィー・キャン・タッチ』をリリースした。 ノルウェーのローゼンダルにある古城を借りて制作された本作は、ギリシャ神話にインスピレーションを受けた作品。2021年に『SUPERSONIC』で来日した際にも披露したシングル曲「Exist For Love」「Cure For Me」は、それぞれアフロディーテやパナケイアといった神々をモチーフとしており、アルバム収録曲15曲それぞれに異なった神がテーマとなっている。 本作についてオーロラは。「アルバムを作るたびに、人々にとって音楽とは何か、なぜそれが重要なのかを考えている。どんな言葉がみんなに必要なのか? 何がみんなに良いだろう? と自問している。人を変だと思わせることは簡単。他人のその言葉をすぐに信じすぎていて怖いくらい。私たちは普通じゃないと