ソフトウェア開発者は、スケジュール管理の視覚化というとまず「ガントチャート」を思い浮かべる人が多いのではないでしょうか。 では、ガントチャートを選んだ理由は?と聞かれると、「標準的に使われているから」などの理由しかなくて、ガントチャートを使うことの利点を意識していたわけではないと思います。 僕はもう丸1年以上ガントチャートを使っていません。代わりに「バーンダウンチャート」を使っています。(バーンダウンチャートについては、別の記事で改めて書こうと思います→こちら) ガントチャートを使っていると、次のような点で「ソフトウェア開発にそもそも向いていない」と感じます。 順番を意識しすぎる ガントチャートはそもそも、建築や製造など、原則後戻りをしない作業工程からなるプロジェクトの進捗状況を把握することに向いています。作業の順番を強く意識した描き方になっているからです。 しかしソフトウェア開発は計画し