さて、さて10回目 前回は「漫画家になるのを決定づけた漫画」の紹介でしたが、 今回は「漫画家として食えるようにしてくれた人」のお話。 漫画家として初めての長期連載は 「Ns’あおい」という漫画なのだけど 描き始めのころは、「漫画の描き方」なんて、全然わかってなくてね、連載をしながら編集者さんに鍛えられていった感じなんですよね。 編集者さんとは週に2日は徹夜して話し合っていたんですよ。 ネームの話は2時間くらいで、あとはわりとたわいない話をしたんですがその中の「漫画の哲学」みたいのが入っててね、途中めちゃくちゃ眠くなるんだけど、それがあるから寝てられない。笑 それを毎週毎週つづけることで「漫画の描き方」とか「漫画家でいるということ」がわかってきた感じなんですよ。 漫画家になる!なんていっても根拠のない自信しかなかったのですが 少しずつ根拠のある自信になっていったわけです。 そんなお話です。