東京湾アクアラインから木更津、浜金谷方面の旅に行ってきました。 宿泊したのは鋸山に建つTJK金谷城です。 江戸湾は冬凪令和金谷城 えどわんはふゆなぎれいわかなやじょう 冬凪〖冬の季語・天文〗寒凪 冬は風が強く海が荒れることが多いが、波も立たず穏やかな日もあります。 金谷城は鋸山から北に伸びる丘陵に築かれた里見実堯の本拠となったお城です。 眼前には浦賀水道が広がり、さらには上総国と安房国の境に当たる要衝の地です。その立地から戦国期には里見氏、小田原北条氏の紛争の舞台であったことが見てとれます。 東京湾を挟んで、三浦半島を指呼の距離に臨むことができ、金谷城は諸勢力の水軍拠点の海域として使用されたと推察されます。 句は冬ながらも穏やかに凪いだ海です。 しかし、江戸湾(世の中)をみれば、やや不穏な感じが伝わってきます。 そこでもう一句です。 江戸湾に海鳴り冬の金谷城 えどわんにうみなりふゆのかなや
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