近年、雨後の筍のように現れた、新興デジタルメディア。その多くにとって、暖かな成長を送った晴れやかな日々は過去の記憶として過ぎ去り、暗くて長い冬が始まろうとしている。船に乗れる数は限られているのだ。2016年はデジタルメディアの勝敗が決する年となるだろう。 現在、ベンチャーキャピタルに支援されているデジタルパブリッシャーの多くは、スケール(規模)が限界値ギリギリにまで達している。彼らのビジネスモデルは驚くほど高いオーディエンス成長率を軸としていて、この成長率をもとに、ビジネスは成功すると推測されていた。 しかし、必ずしも成功するわけではない。当然ながら、トラフィック成長率は頭打ちとなっているのだ。 先行者利益を糧に、すさまじい勢いで成長した新興デジタルメディア。だが、その栄光の日々は過ぎ去り、暗く長い冬がはじまろうとしている。2016年はデジタルメディアの勝敗が決する年となるだろう。 現在、
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