【AFP=時事】(更新)米IT大手アップル(Apple)は11日、楽曲認識アプリ「Shazam(シャザム)」を買収すると発表した。競争が激化する音楽ストリーミング配信業界での優位性確保が狙い。 【写真】アップル、新本社併設の「スティーブ・ジョブズ・シアター」お披露目 アップルは声明で「Apple Music(アップルミュージック)とShazamはともに音楽を見いだすこと、そしてユーザーに素晴らしい音楽体験を提供することに対する情熱を持っており、相性はぴったりだ」と発表。 買収金額は明らかにされていないが、ITニュースサイトの「リコード(Recode)」と「テッククランチ(TechCrunch)」は4億ドル(約450億円)前後と報じている。 シャザムの設立はオンライン音楽の黎明(れいめい)期にあたる1999年。曲名が分からない楽曲を認識してそのタイトルを表示するサービスで、音楽リスナーの長年